「介護される人や介護する人のサポート目的で、介護現場などで使われる先端機器やシステムの総称」です。
法律上、明確な定義ありませんが、厚生労働省が平成24年11月から行なっている「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業においては次のように定義されています。
①情報を感知(センサー系)
②判断し(知能・制御系)
③動作する(駆動系)
これらの要素技術を有する、知能化した機械システムです。
また、利用者の自立支援や介護者の負担の軽減に役立つ介護機器を、「介護ロボット」と呼んでいます。
高齢者が増加していく中で、介護人材不足が取り沙汰されています。
そんな中、話題を集めているのが介護ロボットです。
しかし、介護ロボットは運用の難しさや導入コストの問題などによって普及には到っていない現状があります。
スマート介護士は、そんな介護ロボットの専門家として創設された資格です。
スマート介護士によって介護現場に介護ロボットを導入を促進し、介護スタッフの負担軽減、そして、介護の質向上と効率化を図ることが出来ることが期待されています。
前提条件は特になし。(本資格を受験する上で必要な資格はなし)
介護の現場にて、業務改善の意識が高い方。
介護ロボットなどの導入・運用・オペレーションに関する関心の高い方など。
・これからの日本の社会福祉を担う使命感とそれに基づく持続可能な介護サービス提供モデルの必要性を理解する
・要介護者の生活機能の把握とあるべき支援を企画する
・効率的なオペレーションシステムを構築し、継続的に改善する
・利用者や同僚職員などの関係者を指導する
・介護ロボットの特性を把握する
スマート介護士公式テキストはAmazonで購入可能です。