これは低リスク中リターンだと思います。
暗号資産レンディングプラットフォームに暗号資産を預けて運用すること自体を一概に低リスクです。安全です。という気は毛頭ございません。
リクルートやアメリカの大手ファンドから出資を受け、ニューヨーク州金融サービス局の規制対象に属すジェミニ・トラストが保険サービスを提供する"BlockFi"で、
ゴールドマン・サックスから出資を受けた米サークル社が超大手取引所であるCoinbaseと共同で発行したステーブル・コイン"USDC"(「1米ドル=1USDC」)をレンディングする。
事これに関しては、株やETFを買う方よりもよっぽど低リスクでしょう。
ドルの価値が急落するようなことでもない限りはほぼ資産が目減りすることはありません。
中リターン、というのは人によって感覚は様々だと思いますが、まずUSDCをレンディングすることにより年利8.6%を受け取れます。これをUSDCで受け取ることも出来ますが、ビットコインで受け取ることも出来ます。
ビットコインは、ビットコインキャッシュなどの分裂騒動もあり、完全に「デジタル・ゴールド」としての地位を確立した感があります。
言わずもがな、この世に誕生した最初の暗号資産であり、作り出した人物が明確になることは永劫ないであろう(生みの親である本当のサトシナカモトさんは仮に生きていたとしても、自ら名乗り出て自らの作品に傷を付けるようなことはしないと思われる)という他にはない魅力があります。(そして供給制限型。)
更なる機関投資家の資金流入や各国の中央銀行がバランス・シートに組み入れ始めることが想定され、長い目で見ると、ここから更に10倍~100倍になり、“金”の時価総額に近づいていくと思われます。
ただ、短期的にみると下落するリスクもあるため、軍資金は価値の減らない“USDC”に投じ、金利をビットコインで受け取り続ける。
これは本当にリスクが低くて、私の感覚では中リターン。「しない意味が分からない」レベルの話です。
私は出川組なので、まだ暗号資産取引ではマイナス域ということもあり、別記事で紹介する「中リスク高リターン」等に全お小遣いを投じているため、やってないです。
が、損をしたくないがために銀行にほぼ無利子で大量のJPYを貸してあげているような人は、“USDC”を“BlockFi”に貸してあげる方がよっぽど得だと思われます。