全然わからん。
明らかに頑張っとる、明らかに弛まぬ企業努力をしとるのにだれも何も言わん。
地味にブルボンやばくね?
コスパアベレージ高くね?
もしや顧客目線じゃね?顧客目線をアピール、とかではなしに、よもやの、『実際に顧客目線』なんじゃね?
みたいな声が数十年生きてても周囲から一切聞こえてこん、その理由が全然わからん。
涼しい顔して何の感慨もなくアルフォートを食べよる。
ごく当たり前、といった面持ちでミニビットを頬張っとる。
ミニビットアソートの食べる色順の最適解を導き出すこともせず、能天気な顔して、下手したら黄緑色からいきよる。ちょっと考えたら、赤→ピンク→こげ茶→黄緑→水色以外あり得ん、と気付くにもかかわらず。(ちなみにこの順番で毎日5個ずつ食べていくと、4日目の黄緑で1パック終わる。製造コストが高いせいか水色だけ1つ少ない)
つくづくブルボンって頑張ってるよなぁ、という感じで思いを馳せながら食べてるようには到底見えん、全然遠い目をしてない。大体手元の方ばっかり見とる。スマホか、あるいはネイルか。
「ブルボンは過小評価されとる。」
「梅雨は6月よりむしろ7月。」
これらはおれが幼少期から折に触れずっと言い続け、ずっと周りの反応が薄い。
「ん?あぁ…そうやなぁ。」ならだいぶいい方。
「いやいやいやいや、芦田愛菜ちゃん天才。ほんとうに天才。」
とかもそんなずっと言ってたわけではないけど、反応薄い。
なんでや、、
みんな目の前の仕事や恋に忙殺され、他者の頑張りに目を向ける心のゆとりがないのか、、。
…いや、まて。
そういうおれは大丈夫か?
ブルボンレベルはさすがに心動くけど、見るべきものを見逃してはいない?
職場で電話とってくれる人に感謝出来てるか?
カワボの女性社員に気を取られることなく、ちゃんとフラットに目を配れてるか?
昼休憩に食べている7プレミアムチョコチップクッキーの製造も実はブルボンだと、何ヶ月間気付かずにいた?
ちゃんとしよう、ちゃんと。