はじめまして。
プロ家庭教師をしている藤川です。
ALISには初投稿になります。
よろしくお願いします。
今回はそろそろ定期テストが近づいてきてると思うので、定期テスト2週間前から行う勉強方法をお伝えします。
今回は前半の1週間です。
あと1週間しかない!って人やその親御さんは次回上がる、②最後の1週間の方も踏まえて参考にしてください。
まずは結論から!
・前半の1週間は導出系の勉強
・後半の1週間は導出系の勉強と、暗記系と仕上げ
です。
解説していきます。
その前に、そもそも導出系とは?となる方が多いと思います。
それらの説明を先にさせてください。
導出は理論から導き出す事を指します。
私は暗記だけでは解けない分野のことを導出系と呼ばせていただいています。
主に数学や英語、物理や科学などの理科が導出系に当たりますね。
逆に暗記する事である程度解くことができる分野を暗記系と呼ばせていただいています。
主に漢字や英単語、歴史の人物なとが当たります。
体育や美術などの実技系の筆記試験の問題も暗記系に含めてしまって構いません。
ではそれらを踏まえて解説です。
2週間ある内の最初の1週間は導出系の勉強のみで構いません。
中学生なら数学と英語の文法、高校生なら理数系と文法等です。
なぜ最初の1週間はこれだけでいいのかと言うと、定着に時間がかかるためです。
数学なら公式を覚えただけでは問題は解けません。
公式に数字を当てはめたり、問題文によってどの式が1番解きやすいかを考えたりしなければいけませんよね。
英語の文法や物理法則等もそうです。
暗記しただけでテストに挑むと「あれ?暗記したものってどう使うんだ?」となりかねません。
なので、テスト2週間前からテスト直前まで時間をかけて導出系の勉強をすることで、より定着をさせてあげましょう。
具体的な勉強方法は学校で出されているワークや教科書の公式や文法を1つずつ覚え、使い方や何に使われているかを覚えた後、問題をこなしていく方法をオススメします。
よく問題解くだけとか、公式をとりあえず暗記する勉強方法をしてる生徒がいますが、あまり効率的ではありません。
問題だけやって間違えた場合、解説を読むと思います。
その場合、解説を読んで納得できるまではいいのですが、問題文の文が変わった時にそれを応用できない子が多いです。
つまり練習した問題文でしか解けなくなってしまいます。
これにもいろいろ理由がありますが…
なので、まずは公式や文法を覚え、これらが何に使われるのか?なぜそれに使うのか?を考えられるようになりましょう。
そこから問題文に移る事で、文が変わっても応用することが可能ですよね。
また公式や文法を一通り覚えた場合、それら覚えたものが混ざりやすいです。
特に勉強が苦手な子は、似たような公式や文法を同時に覚えると、どっちを使えばいいのか分からなくなります。
例としては、立体の表面積と体積の求め方なんかを間違える生徒はよくいます。
それだと1/2の確率で外し、1/2で当てた後計算をしなければなりません。
そんなのテストで困りますし、何より学習したとは言えません。
なので
①公式を1つ覚える
②どのように使うのかを覚える
③実際に問題に取り掛かる
の順に勉強する事をオススメします。
まとめ
テスト2週間前の最初の1週間は、定着に時間のかかる導出系の勉強をしてください。
部活もあると思うので、暗記系にはまだ入らなくても問題ありません。
もちろん、時間に余裕がある人は暗記系もしても構いませんが、その時間を導出系の勉強に回す事をオススメします。
これ実は受験勉強にも役立ちます!
導出系と暗記系をいつ、どのくらい、どちらを勉強するかが受験の成功と失敗を分けるんですね。
それはまたいつか書きたいと思います。
暗記系はなぜ最初の1週間は触れなくいいのか?
後半の過ごし方は?
は下記の記事にて書かせていただきました。
合わせて読んで頂ければと思います。
https://alis.to/tomoschool1930/articles/2jDGboP07pRA
読んでいたただきありがとうございました。
こちら参考になりましたら、勉強の役にたたてもらえれば幸いです。