前回から定期テスト2週間前から行う勉強方法をお伝えしています。
まだもし読んでいない場合は、是非下の①前半の1週間も読んで頂ければより活用しやすいと思います。
お時間ある方や、興味のある方は読んでみてください。
今回もまずは結論から!
・前半の1週間は導出系の勉強
・後半の1週間は導出系の勉強と、暗記系と仕上げ
です。
今回は後半の1週間を解説します。
導出系などの解説は前回したので、今回は省略させていただきます。
前回最初の1週間で導出系を行う理由を述べました。
ではその後の1週間でなぜ暗記系を増やすのか、最初の1週間から行わない理由は?
こちらを説明していきます。
暗記系とは漢字だったり歴史の年表だったりを暗記するものですが、単純に短期記憶は時間がかからずに行えるのが1番の理由になります。
導出系の勉強で計算を100問満点にするより、漢字100文字を完璧に暗記する方が遥かに時間がかかりません。
なぜなら思考として考えて解くより、思い出しながら解く方が時間がかからない為です。
なので2週間かけて行う必要がないんです。
また短期記憶はとても忘れやすくもあります。
テストのためだけの勉強だと、短期記憶で覚えた物はテスト後に忘れていることが多いと思います。余程印象的なものは除きますが。
つまり2週間かけて暗記した物があったとしたら、最初の方に覚えたものはテストを受ける時点で忘れている可能性があるんです。
とても大問題ですよね。
これらから、暗記系の物は時間をかけずに短時間で集中して行うと良いことが分かります。
その為、後半の1週間で暗記系を増やすんですね。
具体的な勉強方法は、テスト方式で何度も解く事をオススメします。
漢字練習や英単語練習で何度も書いて覚える方法を試す人が多いですよね。
いっぱい書きよく見るため、1番地味ですが堅実な方法に見えます。
しかしそれらが見えていない時に記憶から引っ張り出せるかどうかが、テストで点数が取れるか取れないかの境目なんです。
皆さんも1度は経験したことがあると思いますが、漢字の読みが書いてあって漢字を書きとる際、何度も書いて微かに記憶があるのに書けない事がありましたよね?
これ、なぜ起きるのか?
理由はとても簡単で、書く漢字が見えていない状況でその漢字を書くことに慣れていないだけなんです。
漢字を何度も書いて覚える場合、覚えたい漢字は常に見えてる状態で勉強しますよね?
ただテストはそんな状態には絶対になりません。
だってそれ答えですから…
だからよく生徒から聞くセリフとして
「授業中に板書を写してノートがある状態だと理解できているのに、いざ何も見ずに問題に取り掛かると何からやればいいか分からなくなる」
これも全く同じ現象が起きてます。
ようは見えてる状態なら解くことができるんです。
ただ見えない状態には慣れていないため、テストになると解けなくなってしまう。
とても悪循環ですよね。
そのため
暗記系を勉強する際は必ずテスト方式でを繰り返し行う
ことをオススメします。
一問一答を作る、またはネットから拾って答えを隠してひたすら解くだけでも全然違うと思います。
手間だし何度も書く方が慣れてるから…
って方も一度騙されたと思ってやってみて下さい。
私の生徒で漢字3〜10/30点を繰り返していた子が、このやり方に変えた途端に25〜30/30点を取れるようになりました!
もちろん合う合わないがあると思います。
もし暗記系のものが苦手だったり点が低い方は是非試してみてください。
後半の1週間は導出系の勉強に加え、短時間で覚えることが可能な暗記系の勉強をして下さい。
勉強方法はテスト方式で何度も解く。
それによって何度も書き、テスト形式にも慣れることができます!
部活もテスト休みになると思うので、時間を多く使えるようになると思います。
導出系の勉強は特に時間がかかるため、暗記系と休憩を挟みながら計画的に時間を使っていけると良いですね。
テストが返ってきたら復習をさせたい、したいって方もいらっしゃると思います。
その方法や注意すべき点は次回書いていこうと思います。
また、秋は私たち家庭教師への依頼が特別増える時期でもあります。
私のような個人契約を行う家庭教師への依頼の仕方や注意点と、家庭教師を派遣してくれる企業への依頼の仕方や注意点もその次に書こうと思います。
もし気になった方はお待ちいただければ幸いです。
読んでいたただきありがとうございました。
こちら参考になりましたら、勉強の役にたたてもらえれば幸いです。