PEST分析とは、
一般に外部環境を分析する際に利用される分析方法です。
P;ポリティクス、政治
E;エコノミー、経済
S;ソサイエティ、社会
T;テクノロジー、技術
これらをもって、現在、自社がおかれている状況を整理します。
SWOT分析の方が有名かもしれませんが、物事には攻めていく順序があると思いまして。まずは大きなところから。
別途書くかもしれませんが、SWOT分析という分析手法があります。
これは、内部環境か外部環境か、強みか弱みかという二軸から
S;ストレングス、強み
W;ウィークネス、弱み
O;オポチュニティ、機会
T;スレット、脅威
を導き出します。
SWOT分析は、この内部環境なのか外部環境なのか、言い換えればコントロールできる対象とするか否かを峻別する事が重要だと私は考えています。
何かを理解するときには「くっりきと定義づけできるもの」と「それ以外」に分けると良いようです。
であれば、ここは「自分ではどうしようもないもの」と「それ以外」としてみましょう。
どちらか迷うようなものは、解決策を考える方向で努力してみるのがよさそうです。
その解決策とは、例えば、
技術に問題があるのであれば、自社が開発費を投じて基礎研究を行う。
今自社が売りたい商品を活用する機運が世間に無いようであれば、広告などのマーケティング活動を通じて、社会の様相を自社が変える。
等です。
さて、PEST分析ですが、分析するだけでは意味がなく、どういう基準をもって結論、つまりはやるかやらないのかの決断材料にする事が重要です。
結論に至るのが難しい場合や、競合他社の動きに左右される場合、時間を区切るのが有効なように思います。
そういう場合、やらないという結論に落ち着きそうです。
それは多分リスクを誰も取らないからなのですね。
その辺りの対処法は
組織戦略の考え方、を読むべきだという話
こちらの本が詳しいです。
決断の材料を作るためのツールが、分析をするためのツールになってしまっていることが多いのは残念な事です。
しかし、決断のツールとして使えている人がどこまでいるのかは大きな疑問だったりします。
ではでは
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