最近、オンラインサロンやらないんですか? 的なプレッシャーを各方面から受けておりましてですね。嬉しい反面、自分にはその気は全然無いのですよ。どうしてやる気が無いのかを毎度説明するのが面倒くさいので書いておくw
と思うのですよ。逆に言うと、顔が売れていない人は、まず信用してもらうための無料コンテンツの方に大きなエネルギーを割かなければいけないわけです。これはサロン主にとってかなりのストレスになります。何故かというと、あえてつまらない内容を書かなければならないのですから。だって、書きたいことを全て書いてしまったら、誰も有料版に移行してくれないわけですからね。有料版に誘導するために内容の「調整」ばかりでなく、時には「脚色」だってしてしまうのが人間の弱いところでありましてw
クリエイティブな内容を発信したいために有料のサロンを開設した結果、非クリエイティブなコンテンツの量産に忙殺されてしまうというw。しかも、無料版と有料版が分離すると、二重管理になりだんだん整合性を取れなくなってくるのが普通です。整合性が取れないと最悪、「発言に一貫性がない人物」という印象を与えてしまい、信用を失います。良い事は何もない。
そういう意味で、オンラインサロンは顔が売れている人向きの仕組みだと思うのですよ。例えば、
・TV等で既に顔が売れている人
・既に圧倒的な実績がありカリスマ的な人気を得ている人
です。そういう人は、宣伝活動をしなくても相手が勝手に信用してサロンに入ってくれますからね。極論すれば、サロンからの収入がなくても何も困らない人こそサロンは上手くいくのですw。そういう意味で、プロブロガーは成り立っても、プロオンラインサロン主ってほとんど成り立たないと思うのですよ。
自分に、サロン開設を期待して頂けるのは大変有り難いですし、その気持は大事にしたいのではありますが、現実を考えると自分自身の実力と知名度が無さ過ぎます。そんな自分がサロンを始めたところでうまくいくはずがないわけで。
(1)で書いたとおり、自分自身の実力のなさに加えて考えなければいけないのは、オンラインサロンの仕組み自体の古さです。何が古いかと言うと、有料サロンのメンバーになるには、まずお金を払わなければいけないという点が古いと思っておりまして。
例えば、ALIS、Steemit、VALUなどのSNS(勝手に、ブロックチェーンベースSNSと呼んでいます)はそうではありません。明示的にお金を支払うという操作はありません。普通にSNSを使っている事(いいねをしたり記事を投稿したりといった動作)が、お金のやり取りに紐付いています。圧倒的に敷居が低いですよね。
まあもちろん、まだまだ未完成の技術であり、実証実験中という感じなのではありますけどね。ただしこの分野の進化は非常に早く、どんどんより良くなっていくと期待されます。
なので今、下手にオンライサロンの仕組みに乗っかって本質的ではない事にあくせくするよりも、今は自分の実力を向上させる方向に時間を使ったほうが有意義な気がしてならないのですよ。
実は自分、緩いサロンをやっていたことがありまして。その時に、案外本音を書けないと思ったのです。ここが大問題でありまして。
どういう事かというと、本音を書くという事は、批判的な内容にもなりかねないわけです。当然ですよね。ですが、それを快く思わない人もいるわけです。
もちろん、最初のうちは本当に普段から付き合いがあるメンバーばかりでしたので気を使う事もないわけですが、そういう身内ばかりのサロンではすぐ会員数に限界が来ます。そうなると、身内以外の人も積極的に受け入れていかなければいけないわけですが、そうなると自分の発言が相手にどうとられるのか予測できなくなって来ます。自分が全く想像をしなかった受け取られ方をする事もあるわけです。そこにおかしな誤解が生まれます。
そこに怖さを感じたのです。そして、そういう怖さを感じると、やっぱり本音を書けなくなってしまうのです。確かに最初のうちは好き勝手書けて楽しかったのですがw、次第に忖度しなければいけない項目が多くなり、だんだん窮屈さを感じるようになってしまいました。
そういう体験があるので、オンラインサロンに対して積極的になれないんですよね~。オンラインサロンよりももっと良い(自分に合った)やり方があるのではないかと模索中。