ALISのβ版が開始されて1週間が経とうとしているのですが、私の肌感覚としては、早くも失望してALISを離れていく人が結構いる感じですね。まあ正直、気持ちがわからないでもないですけどねw
少なくとも、Steemit的な機能を期待していた人にとっては、今のALISは比較にならない程不完全なシステムですからね。そもそも、トークンの分配が動いていないのですから、コンテンツを評価するシステムとして全く機能していないと言われても反論できません。実際に動作するALIS β版を見たことで、むしろSteemitを見直したという人も多いのではないかと。
ですが、自分はSteemitには戻る気にならないんですよね。なぜならば、Steemitを使い込むと分かりますが、ナニゲに自分が書きたいことを書けないからです(記事が削除できなくなる、長文が書きにくいマークダウン方式の入力等。その辺の事はすでに書いているので省略)。つまり、書く前に事前に考えなければいけない事が結構あるのですよ。そして書いている最中も、常にその事を気をつける必要があります。
実際自分は、Steemitで書き始めたものの書く予定ではなかった分野にまで話が広がってしまい、「この部分はSteemitに書けないな」と困ったことが何度もあります。場合によっては、あえて話をぼかしたり、結局他のメディアで書くハメになったり。こういう、書く内容ではなく、コンテンツの器選びで悩んでしまうというのはホントにバカバカしくて、書こうという気持ちを萎えさせるのに十分な要素になります。
それに比べれば、ALISは何も考えずにとりあえず自分が書きたいことを存分に書ける(と現時点では感じている)し、どれだけ長い文章書いても、どれだけ大量の写真を貼りまくってもOKですw。ここが良いのです。
↑このスライドを見れば分かる通り、まずは使い心地の磨き込みが最優先なのです。評価ロジックの磨き込みやトークン価格の上昇よりも優先なのです。この方針、100%支持します。
そして実際、他の部分はまだ全然未完成であっても、文章を書くという基本機能に関しては、十分な実用性/安定性を確保していると思うのです。そしてだからこそ自分はSteemitではなくALISを使うのです。