鬼滅の刃が連載を終了してから週刊少年ジャンプの購入が滞ってしまった。他にも好きな作品はあったのに、何かしら糸が切れてしまったのだろうか。でもまぁ、デジタル版ならバックナンバーで買えるもんね。
今は改めて芥見下々さんの「呪術廻戦」を読み直している。虎杖悠仁という主人公の心の変化というのに興味を持ち始めた。鬼滅の刃の竈門炭治郎とはまた違うヒーローということになろう。
ヒーローって何か、宿命的に戦うことを強制されていたり、伝統や血筋から自然とヒーローになるように仕組まれていたり(ドラクエのロトの血筋みたいな)なんだけど、虎杖悠仁の場合には学校の同好会の先輩を助けるということや、祖父の遺言だったり、それこそ半径数メートル以内の関係性の中にヒーローへの第一歩があったことが現代的に思う。
この先の展開で原宿が出てきたり、渋谷が物語展開の重要なポイントになったり、東京という街をある意味リアルに組み込んでいるのも、読者が夢中になるポイントだと思う。
呪術廻戦が描く「呪い」が生まれる仕組みにも興味が湧くし、技の説明が小難しくて男どもは心をくすぐられるかもしれない。本作もアニメ化が決定しているし、また集英社は盛り上がっていくのだと思う。
私としては鬼滅の刃に向けていた情熱を呪術廻戦にも向けていきたいと思う。漫画はただ漠然と読んでいるよりも、頭を使って考えながら読む方が楽しいというのは私の持論です。
色々な切り口からこれからも書いて行こうと思う!あー、ようやく文章書けた!