オリジナルを売る種屋さん
あまり見なくなりましたね(´TωT`)
種子は3種類にカテゴリー分けされます。
固定種
何代にも種を取り育てていくうちに自然と
その野菜の個性を定着し固定していく種の
ことをいいます。
1番よく出来た野菜の種を取り育て
またいい種を採取育てを何代も
繰り返し品種改良したものです。
この種は生きた種ですので肥料や農薬に
頼りすぎずに栽培ができます凄い!(*゚Д゚艸)
また種をとり栽培もできます\_(・ω・`)ココ重要!
在来種
固定種の1つで自然な育種をしていくうちに
野菜の個性が定着し固定していったものを
いいます。
F1種
人為的につくられた一代限りの雑種。
別系統の野菜を掛け合わせると
1代目のときだけでる強個性雑種強勢により
野菜の成長が早く収穫量も増大します。
野菜の雑種の1代目は両親の優勢形質だけ
現れるので形や大きさが揃う。
そのような性質を持つため
大量生産、大量消費には最適な種
ただ1代目だけもつ強個性のため種をとり
育てるとゆうことを想定してないので農家は
毎年種を買わなければなりません。
現代総人口も増え昆虫食も
見直される時代また農業においては高齢化
農家にとっては仕事を減らし収入を増やす
意味でまたとない種になったのです。
固定種、在来種特徴
形や大きさが統一ではない。
個性的な豊かな風味。
自家採取可能( ✧﹃✧)
F1種の特徴
大きさが同じになる。
生育が早い。
甘くて柔らかい。
雄性不稔といって自然受粉出来ない種。
ではどのような歴史があるのか。
種苗の歴史
元禄年間 日本で初めてのタネ屋が誕生。
明治時代 欧米の種が流入。
大正時代 日本のナスで世界最初のF1野菜誕生。
1940年代 アメリカで雄性不稔を利用した
玉葱誕生Σ( ˙꒳˙ )!?
1960年代 F1種が世界に増え出す。
1980年代 日本の種の海外採取が始まる。
2000年代 農薬を扱う化学薬品メーカー等の
バイオメジャー企業が種苗業に進出。
まぁこれが種苗の歴史ですがF1種の発見は日本
F1種に雄性不稔を使いおしべのないF1種を
作ったのはアメリカこれが世界基準です。
最近では種は採取する物ではなく買うものに
なってしまった。
なので種苗会社に聞いてもF1か雄性不稔か
自家不和合性なんて教えてくれません。
知る必要のないことなので
なのでJA、スーパーやホームセンターで
手に入る種はF1種それも古いものです。
F1種はなぜ古いの?
それは海外から安く仕入れするのが肝です。
種苗法により昔は採取日付の
義務があったのですが海外の種が検疫を通過
するころにはシーズンを過ぎ
来シーズンにまわるので古い種は売れない。
そこで農水省と種苗会社が法を変え
最終発芽試験から1年間は有効に法律を変更。
それに加え貯蔵庫を補助金を使い作り
その中にある種は5年、10年たっても発芽率を
クリアしている限りいつでも新しい種として
売れます。( ˘• ₃ • )ズルイ
定年退職された方が家庭菜園を作り
育てて食べると昔食べた野菜と味が違う
スーパーのやつと一緒になるのはF1種の為
オリジナルの固定種や在来種ならまた違う
おいしさを味わうことが出来るかも(´౿`)
北極圏にあるノアの箱舟世界種子貯蔵庫
大物投資家も出資していますが
この貯蔵庫はオリジナルを保管
冷凍保存し1000年2000年でも
種を保存するのが目的ですが学術論文
によりこの貯蔵庫は稼働してますがこの
学術論文は日本の農水省ジーンバンクが
発表したものです。
ただ種は生き物代謝が止められた種の寿命は
30年といわれています。
北極圏では植物を育てるのは
容易ではありません。
なので日本の筑波ジーンバンクでは
このままでは在来種が消えてなくなると危惧し
種苗会社、種子屋が協力し種を集め
保存している。
ジーンバンクでは10-20年に1回畑に種をまき
またいい種を採取し種を繰り返し保存するのが
理想のやり方らしいのでノルウェーの
箱舟は壮大な無駄遣いかもしれません。
ここで大切なのは在来種を守るのが肝心。
自給自足の時代が見直されるかもˊᵕˋ