皆さんこんばんは、こんにちは、おはようございます!
今日は、仮想通貨の評価額を考える際に、
私が「円建」が大嫌いな理由を書いてみます。
仮想通貨は、株式と違って評価額の考え方が独特だと思います。
株式の場合=単価(円)×株数
ですが、
仮想通貨の場合=単価(BTC)×BTC円換算額×通貨数
となりますよね?
要は、アルトコインがほぼ「BTC建」で取引されているので、
例えばXRPなら「0.0001BTC」とか言ったりするわけです。
BTC建という考え方があることによって、BTC建では下がっても、
円評価額は上がる、という特殊な現象が起きます。
例を示すと、
・1BTC=100万円の時、0.0001BTCのXRPを1枚買いました。
円換算すると、100万円×10000sat/100000000sat×1枚=100円
となります。
・売却時、1BTC240万円になりましたが、XRPはBTC建半額になりました。
円換算すると、240万円×5000sat/100000000sat×1枚=120円
となります。
整理すると、
購入時:BTC建=0.0001BTC、円建=100円
売却時:BTC建=0.00005BTC、円建=120円
それぞれの評価額はこうなります。
「わーい、100円で買ったXRPが120円になったぞー」と喜んでいる
人には、
「Wait×100、ちょ、待てよ」
と言いたいわけですよ。
だって、それXRPじゃなくてBTCで持ってたら、100円が240円になってた
わけですからね?むしろ120円なことを悔もうよ、と思うわけですよ。
最終的なゴールを円建で考える場合に完全な間違いとは言いませんし、
「BTCで持ってるより儲からなかったけど、円建で儲かったから
まぁいいか」
って思う人なら否定はしませんが、Twitterなどを見ていると、単純に
「ICOは15円だったけど今30円だからまだ勝ち組!」
みたいな書き込みをよく見るので、その考えは違うと私は言いたい。
ちなみにこの価格がどの通貨とは言いませんが、
もう一つの理由として、私は仮想通貨市場はまだ黎明期でこれから
誰も想像できないくらい規模も金額も大きく成長すると思ってます。
極端な話、1sat=1円になってもおかしくないと考えているので、
上記の例えのように5,000satの差であっても、何年後から見たら
5,000円の違いになっていることも考えられるわけで、BTCが基軸
通貨である以上、BTC建で評価額を考えるのが最善だと思うのです。
もちろん、私の考え方が絶対的に正しいとは思いません。
こういった考え方もあるのだなー、程度に見ていただければ幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
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