UGOKのみのりです🐥
今回は金融業界にブロックチェーン技術が加わることでどのような変化が起こるのかについて書かれてた章を読んだので、そこで学んだことをまとめていきます。
前回
既存の金融業界にブロックチェーン技術が組み合わさることでどのような変化が起こるのかまとめてみました。
現在、何か取引をする時、必ず自分と相手の間に仲介者が入ります(銀行やカード会社など)。その仲介者がいることによって手数料を余分に払わなくてはいけなかったり、審査に時間がかかったりと取引完了までに時間もお金もかかります。
しかし、ブロックチェーンが間に入ることで相手が信頼に値するかの判断を第三者に任せる必要が無くなります。自分たちでお互いの知りたい情報だけを見せるだけで良いのです。
金融業界は不透明で中で何が行われているか分からないのが今のデフォだと思います。内部にしか情報がないので不正が行われてもすぐに気づくことが出来ません。
その点ブロックチェーンなら情報が明確に記録され、情報の書き換えを行うことが出来ません。さらに、誰にでも情報を見ることが出来るので銀行の透明度は格段に上がります。
取引相手と突然連絡が取れなくなりお金が振り込まれない。人為的な発注ミスにより仕事に影響が出てしまった・・・。このような場面で活躍するのが保険です。この、「もしかしたら」に備えて毎月多額の保険料を払っている人や企業はたくさんあると思います。
しかしブロックチェーンなら取引が成立した時点で自動的にお金が振り込まれます。発注ミスなんておきません。「もしかしたら」に備える必要はありません。ブロックチェーン上の評価システムを見て保険を分散化し、「もしかしたら」よりずっと精度の高いリスクヘッジがとれます。
このように、様々な変化が起こりそうです。ですが、突然「取引が早くなるのは良いけど突然情報公開するようなシステムは・・・」と躊躇う人も出てくると思います。
そんな時のためにあるのがプライベート・ブロックチェーンというものです。
これは、名前の通り自分が信用している人だけにしか見せないブロックチェーンです。全部見られるようになることに抵抗感のある人でもこのシステムがあると『今までより早い取引+今まで通りのプライベート空間』でWin-Winですね😏
この単語、知っていますか?
これは2015年に世界の大手銀行9社がブロックチェーン技術を活用するために立ちあげたものです。(現在は三菱UFJ、みずほ、野村證券、三井住友も参加しています。)
しかし、銀行がブロックチェーンを使っているイメージがないな。と思ったら、どうやら一度研究は失敗したという発表をしてるみたいです。それでもまだ研究は続けているようですが開発は遅れているようです。
「大手銀行が立ちあげたということは、銀行も意外とオープンな技術に積極的なのか?」
と思いましたが案外そういう事ではないみたいです。どうやらオープンソースのプロジェクトには参加しているが実際目指しているところはクローズドなブロックチェーンだというところもあったりするそうです。
銀行がオープンなシステムになる道のりはまだまだ長そうですね・・・⏳
今の会計学は15世紀に発案された複式薄記というものを使っているようです。500年以上も前のものを未だに使い続けているんですね。古い・・・🤔
そこで、この複式薄記にブロックチェーンを組み合わせた三式薄記というのが提案されています。今のシステムの間にブロックチェーンを入れるやり方です。タイムスタンプを押すことで後から書き直したりすることが出来ないというシステムです。
以前ドラマで銀行に外部の人がやって来ていろいろ報告しているシーンを観たことがあります。あれは、情報が銀行の内部にしかないのでわざわざ銀行まで足を運ばなくてはならない。さらに銀行の内部にしか無いのでそれまでに不正を行ってしまえばそれまでだということを表しているシーンだということですね😒
しかし、この三式簿記が主流になればドラマでこのようなシーンを観ることも無くなるでしょう!
ブロックチェーン上に記録されるのでわざわざ銀行まで行く必要も無し。書き換える事ができないので不正も無くなる。リアルタイムでいつでも情報を見ることが出来ます。
かなり有能なシステムではないでしょうか・・・!?
少し長くなりましたが今回はこれでおわりです。
最後まで読んでくれてありがとうございます👍🏻
また次回も読んでくれたら嬉しいです🐣
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