ヴォエっす(´⊙ω⊙`)
うめ吉っちゃんやぞ☆
おっちゃんが今日2つの記事を読んだことを、
日頃考えていることと照らし合わせて書くことにするぞ!
まず2つの記事ってのは以下のやつな!
ひとつめは日銀の黒田総裁の発言を取り上げた記事や!
黒田総裁は「日米欧の中央銀行はあくまで物価の安定という国内的な目標を目指して金融政策を運営しており、為替相場にリンクした形で金融政策の運営は行ってない」と説明したという事やが、
金融緩和が「為替操作目的」ということは、
国際的に言ってはいけないことになっとる!
「為替操作」をする国というのは必ず批判の的になるからや!
例えば近年やたらと経済発展して人口の多いあの国とか…
なので、
日本としては円安が望ましいんやと思っていても、
あくまで円安誘導のための金融緩和ということではなく、
物価の安定した上昇を目指して行うっていう建前が必要ってことやな!
日本株に連動する上場投資信託(ETF)の買い入れについてもそうや!
黒田総裁は「あくまでリスクプレミアムの縮減を狙いとしているので、特定の株価を誘導しようというものではない」と言うてはいるが、
日本株の買い支えによって株価の下支えをしたとは言わない!
市場を歪めて高い株価を誘導しているとは、
大きな声では言えないんや!
さらに日銀は自らが買うだけではなく、
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)やゆうちょからも日本国債を買い入れて、
その資金を日本株ETFの運用にまわすという、
二重の買い支えまで行っとる!
まあ得するのは東証一部の株を持っている人と、
上場している大企業だけで、
ようは政府と日銀がお金持ちと大企業を甘やかしている構図になるな!
ふたつめはこんな記事や!
このままどんどん財政拡大と日本銀行による国債の大量購入が続けば、
どっかで金利が高騰しちゃうよっていう記事やな!
この記事、
金利高騰かハイパーインフレが来るから危ないみたいな煽りやと思ったんやけど、
なんか半分同意できて半分同意できないみたいな感じなんよな!
そもそも、
「諭吉先生のお札が紙切れに」なんて言うけど、
日用品や食料などの物資は確保できる生産力はあるし、
そんな発展途上国のような極端なインフレにはならんやろ!
おっちゃんは、
あり得るとしても3年で100%の、
ハイパーインフレの定義ギリギリのラインぐらいやろと見とる!
つまり諭吉さんは、
1万円が3年で実質5000円ぐらいの価値になる可能性はないとは言えないけど、
紙切れになるような事もないやろな!
もちろんそれでも経済は混乱するやろうし、
金利高騰が5%とかになっても混乱は起こるやろうけど、
そこで進むのは「日本の再編」やろうと思う!
痛みを伴って、
日本の産業構造やビジネスの非生産性が変わらざるを得なくなるんや!
いまは、
現状維持からちょっとだけ良くしようみたいな色気を出して、
お金持ちや大企業が痛みを味わいたくないがために、
全体の「ゆるやかな衰退」を受け入れている形になっとる!
日本国債の発行は市場を迂回して日銀が金融緩和という形で引き受け、
金融緩和によってGPIFやゆうちょが得た現金は株価維持にまわり、
かたや大きくなった財政も将来の成長に有効な投資にまわらず、
経済が回って賃金上昇に結びつけるためのお金は増税で吸い上げられる!
日本は結局、
大きな声では言わないだけで「ゆるやかな衰退」を受け入れることで、
問題を先送りしとるんや!
スタグフレーション(物価上昇をしつつも経済が停滞する状態)になって、
それはさらに苦しい状況になったが、
お金持ちや大企業だけは痛み止めを飲んで、
それ以外は継続した痛みに苦しむことになっとる!
失策の責任を取り、
一時の痛みを受け入れれば浮上できるかもしれないのに、
それをやりたくないから、
上の世代の逃げ切りまで誤魔化す形にしとるわけや!
政府がマスコミを使って
痛いから手術はやめとけーって言いふらして、
それに国民が騙されてるんやな!
おっちゃんは、
金利高騰でも制御できないインフレでも何でも、
痛みを受け入れるつもりで大胆な政策転換をやった方が、
未来は明るいと思うわい!
今回はここまでじゃ!
この記事をかいたおじさん
ヴォエの案内役VoeBotちゃん
個人ブログもやってます