ここ数ヶ月HUBというブリティッシュパブに通いまくって外国人に話しかけまくってみた結果をまとめてみようと思う。
HUBに通い始めた目的は以下だ。
・英会話能力を鍛えるため
・海外の人と会話するときのマナー・タブーを知るため
・異国の文化を知るため
・海外の友達を増やすため
正直、個人的にはオンライン英会話をSubscriptionするという道もあったが、あえてそこは選ばずに独自の英会話勉強法を確立してみたかった。もともと、HUBなどにいって海外の人と話すことには絶大なメリットを感じていたため、今回はそれを継続的に実施してみた結果ということになる。
というか、最近になってわかったことであるが、HUBというのはナンパスポットとして有名らしい。特に渋谷や、横浜駅西口(?鶴屋町のところ)はとんでもないナンパスポットである。そこにはナンパ目的の男性たち、そしてナンパされることを目的とした女性たちで溢れかえっている。正直に言うとかなり辟易しているし、関わりたく無い人種である。本当は話せば分かり合える人間なのだは思うのだけれど、側から見ると中々受けいれるのは困難に思える。
特に日本人の国民性は、海外の人からはPolite(礼儀正しい)と思われているのだが、HUBにいるナンパ師たちは全くPoliteではない傾向がある。
周りにいる人間全て(女性も含む)に対してリスペクトを持っていない人がかなりいる。いろんな国の人と国際交流してきて分かるが、こんな男がいるのは日本だけである。つまり、日本人がPoliteだと思われているのは、一面であり、反対を見るととてつもなく失礼極まりない人種であったりするのだ。
日本の"亭主関白"と言われるような文化は、おそらく海外では"女性に対するリスペクトが無い"最低の文化であると捉えられる可能性が大いにある。逆を言うと、男性にリスペクトの無い日本人女性もクッソいる。申し訳ないが、ナンパ慣れしている男性・女性はリスペクトが無い傾向にある。でもこれは偏見かもしれない。
HUBに通い始めてみてわかったこと
・英会話能力はかなり上がる
・ついでにフランス語も上達する
・基本的に海外から日本に移り住んできた人は"日本人よりPolite"
・日本語できない人が多い
・海外の人は海外の人たちでコミュニティを作ってコミュニケーションをとっている
・初対面の人と話すことに抵抗がない。むしろウェルカム。みんな日本人と話したがっている。
・どこの国もExtreme(極端)な人が多い。逆を言うと日本の人はみんな平準化されている。
・HUBによく行く人たちのコミュニティがある。
・良くも悪くも貴重な体験ができる。
・フランス人が多い。多分日本のManga文化がすごくポピュラーなせい。
・ヨーロッパの人の英語力はそこそこ高いけど、日本人のそれとはそこまで差はない。基本的には中学生英語。
・ヨーロッパのLady Firstの文化は日本は絶対に学ぶべき
などなど。学んだことは数えきれないし、オンライン英会話では絶対に学べないことが無限に存在する。個人的には"英会話"というものを学ぶにはHUBに行くのはベストプラクティスに思える。エドシーランも次のように言っている。
The club isn't a best place to find a lover so the bar is where I go.
英会話とは、ただ英語でコミュニケーションが取れることだけを意味しなくて、異文化理解や、マナー・タブーを知ること、そして振舞うことを意味すると思う。言語学の研究で、ボディランゲージや表情、態度、振る舞いは意思疎通における93%の重要性を持つという研究成果が出ている。つまり、我々が頑張って勉強している英語での会話(Language)は7%しか重要では無いし、むしろ何をしてはいけないか、何をすべきかを学ぶこと、そして異文化への理解とリスペクトがとてつもなく重要であると言うことだ。そういった点で、HUBはとてもいい場所である。正直コミュニケーションはボディーランゲージと中学英語で十分である。英語の勉強というのは、それをすればコミュニケーションがスムーズになるというだけだ。
僕が出会った人
・スイス出身で今はタイでクラブのスタッフをしている人
・フランス出身でYoutuberのマーケティングをしている人
・ネパール出身で今は日本のお寺で"坊主"をしている人(そのお寺では毎月1回坊主バーをしているらしい!横浜の妙心寺というところ。)
・レバノン出身で今は日本でヤクザをやっている人
・フランス出身でITの仕事をしている人
・オーストラリア出身で今は日本で英会話教師をやっている人
・千葉大学の教授
などなど。数えきれないほどの繋がりができたし、みんなよくHUBに来るから仲良くなった。全員日本時より礼儀正しいし、リスペクトフル。何度も言うが、オンライン英会話では手に入れられない。オンライン英会話で手に入れられるのはたかだかコミュニケーションに占める7%の能力である。
とにかく1つの記事では書ききれないほど貴重な体験と勉強をした。
"英語を話したい"と"英会話したい・国際交流したい"の意味はTotally different.
If you wanna know the cuture of foreign countries and have a conversation with them, you should try to go to HUB and talk with foreign country people or tourists.
いきなりWhat's your name ? は失礼
海外の人に話しかける時に気をつけるべきポイントはいくつかある。
・いきなりWhat's your name は失礼。なんだこいつ?って思われる。
・まずは挨拶。"Hi" か "Hi there"。そのあとに、一人で来たのか?とか仕事できてるのか?旅行できてるのか?という質問をするといい。
・1、2往復会話したあとに自分から名乗る。
・そのあとにCould you tell me your name?のような聞き方をする。
・LGBT関連のトークは意外とOK。大抵つかみで、海外の人はみんな笑ってくれる。
・生々しい下ネタはNGが多い。
・ポケットに手をつっこんで話すくらいの、カジュアルさで問題なし。失礼とは思われない。
・むしろペコペコお辞儀したり、気を使うよりは、"お前と俺は対等だぞ"という姿勢で話す方が、向こうとしてはcomfortableなはず。
みたいな。
こう言うことって、英語が話せることより大事だと思いませんか。
まとめ
"英会話"において大切なのは
Attitude
Respect
Don't be shy
英語が話せることと、英会話は全く違う。93%違う。
オンライン英会話もいいけど、大切なのは実践。(オンライン英会話を受講すること・TOEICで点数を取ることの本質を考えよう。なんのためにそれをしている?)
いろんな経験ができたので、今度は1つずつdeepに話していけたらと思います。では。