
こんにちはunknownです。
もしかしたら、ご覧になった方もいるかもしれませんが、昨日、YouTubeの生放送を見た人に大量のトークンをAirDropするというイベントがありました。
このトークンは現在ICO段階ですが、5月10日に某取引所に上場が決定しているということでした。
生放送中、視聴者に用意されたプレゼントは3つ。
①50ドル分のトークンがもらえる。
②特別ボーナス付きのトークンを購入できる。
③トークンを購入した人の中から、先着または抽選でETHがもらえる。
感の鋭い方はもうお気づきかもしれませんね。
①は餌ですね。
本当の目的は②です。
①の50ドル分のトークンについては実際に無料配布されたみたいです。私のアカウントにも反映されていました。
では②の何が問題かというと、「上場後に価格が上がろうが下がろうが関係ない。ICOでどれだけ金を集めるかが重要だ!あとはテキトーに活動してるフリをすればいいのだから・・・」というところです。
もちろんこんな言い方はしていません。
このイベントの主催者であるI氏は、生放送でこんな風に言っていました。
「このトークンはすごい可能性を秘めている。上場後には何百倍にもなるかもしれない。そんな素晴らしいトークンを出来るだけ多くの人に広めたい。そこで自分のチームがプライベートセールで買い集めたトークンをギリギリまで視聴者に譲りたい」
わぉ!出ました!胡散臭っさ〜〜〜い!
全て無料配布するというなら、I氏はGODの化身か何かなので崇拝してもいいですけどね。
I氏は生放送中、上場したら何百倍にもなるかもしれないと煽り続け、ボーナスを付けたとはいえ上場前のまだ値段の付いていない売れ残ったトークンを、恩着せがましく、売りつけているだけの存在です。
※GODではありません。
③については②を促進させるためのツールですね。
生放送中、胡散臭い言動がいっぱいありましたが、一番引っかかったのは③のプレゼントを発表した時でした。
「得体の知れないETHをプレゼントするんじゃないよ〜。自分のETHだよ〜。」ということでI氏は自分のETHウォレットを公開したのですが、②のプレゼントを発表したときにはウォレットの公開はしませんでした。
②がメインで、しかも一番胡散臭っさ〜〜〜いのにです。
そこでピンときました。
これは自分たちの保有しているトークンを売るんじゃなくて、ICOで売れ残っているトークンを売りたいだけなんだと。
さらに言うと、このイベント自体なんと2回目だったそうなんですが、1回目は大好評だったらしく、用意した枠は即完売してしまったらしいんです。
そんなに売れた実績があるなら、そもそも③のプレゼントを用意する必要ないですよね。③のプレゼントを用意してまで売りたい理由がそこにあるのです。
また、このイベントの専用LINEでは、「取引所の口座を開設していない人は必ず本日中に開設してね。そして入金しておいてね。」といった内容のものが執拗に送られてきます。
仮想通貨ではまだまだこういった詐欺が多いのが現状です。
特別ボーナス付きのトークンの販売は【5月2日(水)20時】から行うそうですが、購入を検討していた方は、もう一度冷静になって考えてみたほうが良いと思いますよ。











