FORGIVE(許す)
インド独立の父 ガンジーさんの話
水は高いところから低いところへ
体の中を流れて尿や便になる
綺麗も汚いも選ばず
洗い流してくれる
許すということ
狂信的なヒンズー原理主義者によって
3発の銃弾が彼に撃ち込まれた。
銃弾を受け、薄れゆく意識の中で、
彼は自らの額に手を当てた。
これはイスラム教で
を意味するジェスチャー。
そして彼は
とつぶやくと、78年の人生の幕を閉じた。
生前、ガンジーは
自らの非暴力主義について、
こんな言葉を残している。
「私の信念によると、もし、臆病と暴力のうち
どちらかを選ばなければならないとすれば、
私はむしろ暴力をすすめるだろう。
インドが意気地なしで、辱めに甘んじて、
その名誉ある伝統を捨てるよりも、
私はインドが武器をとってでも
自分の名誉を守ることを望んでいる。
しかし、非暴力は暴力よりも
すぐれており、許しは罰よりも、
さらに雄々しい勇気と力がいることを知っている。
しかし、許しは全てに勝るとはいえ、
罰を差し控え、許しを与えることは、
罰する力がある人だけに
許されたことではないだろうか。」
人生にリセットボタンがあるなら
押したいですか?というテーマがあって
「許す」という言葉をフォーカスした
ときにガンジーさんのことを知った。
その時の自分には衝撃的でした。
自分を殺した人間をその場で
許すことの意味。
よくわからないいまま時がすぎ、
今も頭に残っている。
どのくらい許すゆとりが
できているかはわからないけど、
許しを意識するようになってから
人生が好転していることは
間違いのない事実。
昔の偉人たちの考えや行動
そして、格言やことわざは
いろんなことを気づかせてくれる気がします。
みずからまなぶ