小さなIT大国エストニアの風がなんとなく感じられるような"なにか"たちを載せていく。
スーパーに売っていたカードリーダー。
エストニア国民はIDカードを利用して様々な行政サービスが受けられる。
legal travel ID for Estonian citizens travelling within the EU
(EU圏内を旅行する際のパスポート代わり)
national health insurance card
(国民健康保険証)
proof of identification when logging into bank accounts
(銀行口座のログイン認証手段)
for digital signatures
(電子署名)
for i-Voting
(投票)
to check medical records, submit tax claims, etc.
(医療記録のチェック、税の申告的な?)
to use e-Prescriptions
(電子処方箋)
改めて見てみるとなかなか素晴らしい仕組みである。
このカードリーダーでe-Residencyカードの認証もできる気がするが試していないので定かではない。
日本の行政もそのうちこんな形になっていくのだろうか。
とくに驚くべきではないかもしれないが、本屋さんにもセルフレジが導入されていた。
試しに使ってみたが、快適な操作性だった。
ついでになんかの回収ボックスも。
自分でバーコードを読み取っていく系端末を導入しているスーパーが結構ある。
なお、英語対応していなかったので使ってみることはできなかった。
タリンは北緯59度(樺太の最北端より余裕で北)の場所に位置しており、結構寒い。
これは9月の気温である。
真冬はマイナス20度くらいになることもあるらしく、寒がりの人にとっては厳しい環境だろう。
ロシア人が総人口の4割くらいを占めているらしい。
ぶっちゃけ極東人からするとロシア人とエストニア人の違いはよくわからない。
エストニア生まれエストニア育ちのロシア人が「この国犯罪犯すのはたいていロシア人なんだよ~」と言っていたが真偽のほどは定かでない。
こんな光景を何度も見たので、めちゃめちゃ酒を飲みそうなイメージを持っていたが、データ的にはそうでもない模様。
エストニアのアルコール事情についていいかんじにまとまっているWHOの資料が転がっていたので気が向いたら覗いてみてほしい。