FacebookのLibraを知っている方は多いと思いますし、衝撃を受けた方も多いと思います。私はいまだにどんなものなのかあんまり理解できていないですが。
日本人の馴染みのあるものだと、LINEのLINKですね。最近LINEのアプリにBITMAXという取引所の機能が追加されたりしたので、意外とまだまだ日本の市場も捨てたものじゃないのかもしれません。
今回はkakao talkで有名なkakaoが絡むプロジェクトである「Klaytn」をサクッと紹介していきます。
まずは一番気になるエコシステムについて。
Klaytnプロジェクトこの図の下に位置する「GROUND X」がメインで行っています。GROUND Xの立ち位置的にはkakaoグループ傘下といったところでしょうか。
なので将来的には、kakaoグループの中でこのKlaytnが使われていくことで、トークンエコノミーが確立していくといったところでしょうか。もちろんそれぞれのユーザーにも使用されていく可能性が高いので、期待値は高くなりますね。液晶パネルなどで有名な「LGグループ」や、そして日本のゲーム会社「gumi」も参加しています。
では、KlaytnのDappはどうなっているのか見ていきます。
2019年10月4日現在Dapp.comに掲載されているDappは10個あります。
上位5個は以下の通りです。
正直、この中ではCosmochainが多くのユーザーを獲得しています。このプロジェクトは結構前から取引所に上場しており、名前は見かけたことがありました。どうやらkakao investmentから出資してもらっているので、その絡みだと思われます。コスメ関係のプロジェクトで、コスメの情報をシェアしたりするDappです。日本からも韓国にコスメを買いに行く人もいるので、もしかして韓国はコスメ大国なのですかね。それともただ免税なだけなのでしょうか。しかし、このCosmochainでもユーザー数は多いとは言えません。頑張れ!!
そして私がこのKlaytnのDappの中で気になっているのは、Whoooです!!
平たく言うと、マッチングアプリです!どこの国でもマッチングブームみたいですね。つまりそれだけ、潜在市場価値が高いのかもしれません。伸び代!伸び代!
Whoooはユーザーの位置情報や興味に基づいてマッチングを行うサービスで、上の画像だと映画館なので映画好きがマッチングされるということです。共通の趣味を持ったカップルはいいと思いますよ(遠い目)
でもここまでは、普通のマッチングアプリですよね。
WhoooはすでにKlaytnによる技術が実装されています。
① データ管理技術
② アクションごとにトークンを得ることができる
プロフィール登録や興味ある分野を登録するだけでトークンがもらえるみたいので、お得かもしれませんね。
Klaytnについて、自分が気になる点をサクッと調べて紹介させていただきました。
ちなみに最後の最後ですが、KlaytnではDappのことをBApps (Blockchain Application)と定義するようです。何かしらの意図を感じますね。
まだまだKlaytnの動きは初動段階だと勝手に思っているので、これからに期待ですね。個人的には日本国内はもちろんですが、韓国でのブロックチェーンプロジェクトの盛り上がりに期待をしています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
おわり。
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