下記は1月25日の産経新聞1面に記載されていた政府の不適切事案についての記事の1部です。
賃金や労働時間の動向を把握する厚生労働省の「毎月勤労統計」調査が不適切だった問題を受け、総務省は24日、政府が特に重要と位置づける56ある基幹統計を点検した結果、半数近い22統計で不適切な手続きミスなどが見つかったと発表した。1つの統計で複数の問題があるケースもあり、延べ31件となる。総務省は点検結果を受け、同省の統計委員会に専門部会を設置し、基幹統計に加えて一般統計についても再発防止策などを目指して検証を行うように要請する。(産経新聞1月25日付1面より抜粋)
国が調査して作成する重要基幹統計の内の22件について、不適切なミスがあったり、調査してもそこの省庁が公表しなかったり公表結果が遅延しているという事のようです。
私はこの記事を見て次の事が気になりました。
1 この新聞の報道についての信頼は出来るか。
2 この総務省の発表についての信頼は出来るか。
3 上記2つが信頼でき、各々の発表が真実であった場合の検討すべき事。
4 なぜ、22件だったか。本当に厳密に調査をしたか。上辺だけの調査をしていないか。誰がどの様な調査をしたか。それはどの様な規定に則り行われたか。
5 今回判明した22件の不適切事案は具体的にどの分野にどれ程の影響を与えるか。それらについての対策。そして再発防止策。(再発防止策が本当に再発防止策になっているかの厳密な検討も含める。再発防止策というものは上辺だけの防止策が多い様に思うからです。)
6 なぜ今回の様な不適切事案が起こったか。(可能性として、「無責任な責任者が適当な指示ばかりしていて、その場凌ぎばかりの仕事になり、その為に誰も仕事のチェックを正確に行わなくなってしまった。」という事が考えられるでしょうか。)
7 今回の不適切事案に関わっている者達は何人いるのか。
8 関係者は各々どの様に関わり、そして各々どのような処罰を受けるのか。
9 なぜ今まで誰も気付かなかったのか。(見て見ぬ振りをしていたという故意なのか、それとも本当に気付かなかったという過失なのか。故意ならばその理由は?過失ならばその理由は?)
10 1~9の事について、3ヶ月後までにどれ程の事がわかるだろうか。(3ヶ月としたのは、それくらいあればおよそは判明するのではないかとのざっくりとした思いです。)
とまあこんな事を思いました。
何かの事件や事案といった事についてはこうした事が私は分かりたいと思っています。
それが起きた状況や起きるに至った経緯を正確に知りたいと思っています。
それらを知る事はきっとこれからの私達にとっていくらか役に立つ知識であると思う為です。
電子政府やブロックチェーン等の技術が今回の問題に対してどういったアプローチをしていくのかも興味深いです。
3ヶ月後にはこの事案がどれだけ判明しているのか気になる所です。