こんにちは~ブロックチェーンと和服とスイーツが好きな一般人、濱口幹久です。
今回は個人的に気になっているICB(市場コイン)について自分で調べて理解したことを書いていきます!!完全な個人の理解なので間違ってたらごめんなさい。
上記が原文ですね。ちなみに自分はまだ事前予約していないので、第三者的な立場であると言えます。ビットコインとは違い、価格変動する代物ではないので、あまり関係ありませんが(笑)
では目次です。
原文を読んでICBを一言で表すなら「ERC-20の形で発行された電子マネー」ですね。自分は絶対にステーブルコインとは説明しません。正直ステーブルコイン=大体安定通貨=ICBという説明のされ方をしていたので、初め見たときはDAIやUSDTの類だと思っていました。ですが、中身は全く違います!!何が違うか、というと適用される法律が違います!厳密には暗号資産ではなく電子マネーに近いです。
ICBをなぜステーブルコインと説明したくないか、というとほかのステーブルコインは改正資金決済法の2条5項の暗号資産に該当します。暗号資産に該当すると、法定通貨と交換する際、または顧客の秘密鍵を保管する場合には、暗号資産交換業者を取得しないといけない。この暗号資産交換業者を取得するのは
めちゃめちゃハードルが高い。何十億と金はかかるし、時間もめっちゃかかる。
だから現状、法定通貨と暗号資産を交換するのはめちゃくちゃハードルが高い。トークンエコノミーを作りたくても、慎重に設計せざるを得なかった
法的には暗号資産ではなく、TポイントやICOCAなどの前払式支払手段に該当する。なので日本暗号資産市場は、暗号資産交換業者を取得しなくてもICBと法定通貨を交換できる。(厳密には等価値の物品と交換、ICBを日本暗号資産市場さんに渡して、その分の法定通貨で代理購入するイメージ)
次に、電子マネーと何が違うか?一言でいえばERC-20で発行されているってことやね。これにより、uniswapで取引ができる。他のトークンで、実質購入が可能になったということ。トークン➡uniswap➡ICB➡物品購入、の流れができる。このなかに一切取引所がいないっていうのが革新的やと感じたね。さらに、受け取ったICBをuniswapでETHにかえて、取引所で法定通貨に変えることができる。正直これが法的にできるか疑問。あとで話しますが。
日本暗号資産市場さんは今までも、ETHで物品購入できました。ただ、このETHで購入するっていうのが非常に面倒。なぜなら価格変動するから!!価値の保存を満たしておらず、決済手段としては使いずらい。
じゃあ価格変動するからステーブルコインのDAIで保有するね。
というのが日本の現状なんですよね。アマゾンがDAIなどで決済できるようになれば話は変わりますが、今、日本で、物品購入しようとすると、つねに価格変動にさらされてしまう。
なので、購入の予定があるなら、すぐにICBにかえて、おいておくという使い方ができます。そもそも、事業者用なので、自分のような個人が使うことが想定されているかは知りません(笑)
今までは価格変動受けたくない トークン➡ETH➡ステーブルコイン➡ETH➡法定通貨購入 だったのが
トークン➡ICB➡等価値で物品購入 という流れになります。
このトークンはuniswapで交換できるトークンというのが条件ですが、日本のトークンエコノミーの発展に間違いなく貢献すると思います!!
ブロックチェーンとリース取引は間違いなく相性がいい。自分がパッと思いつく程度なので、すでに誰かがやっているだろうし、やってなかったら俺がやる。しかし、なにで使用料を払うのか問題、があった。そこでICBをつかうのがいい。ERC-20ということはスマートコントラクトができる。リース料をICBのようなERC-20で払えるようになれば、従来の支払手数料よりも激安(Gas代による)なので、俗にいうマイクロペイメントが可能になり、一時間あたりで支払いが可能。
ここからは完全な妄想になるけど、所有権をトークン化し、対価をICBなどで払えば、セール&バック取引を当事者のみで行うことができる。
やりかたは簡単で、エクスロー(お互いが見れる箱)にあらかじめ合意された条件の所有権と対価を入れた時点で、契約を自動で執行するというプログラムを書けばいい。ポケモン交換みたいなイメージやね。お互いがボールを入れて機会が勝手にやってくれる感じ。これは対価と所有権がプログラミングできるからこそできる取引。俺がオリックス会社の社員やったら即コンタクトとるね。すでにやってると思うけど。
あとは単純に国内のトークンの流動性が高まる。トークンエコノミーのビジネスを考えていた自分にとっては非常にありがたい。自分もオリジナルのボードゲームをつくったら、ICBで購入できるようにしようと思う。てか、普通に便利やと思う。
あとは普及するかどうか。今のところ事業者用なので、個人には馴染むのはもうちょい先になるかも。想定されているのがトークンの発行体なので。
疑問点は発行体である暗号資産市場さんが倒産した場合のICBはどうなるか。ほかのステーブルコインも組織は存在するので、同じことが言えるが、ICBに関しては前払式手段であり、価値の依存度も暗号資産市場さんが代理購入することに依存しているように感じた。ほかのステーブルコインは通貨としての価値をもっているが、ICBは物品購入の架け橋になり、通貨の役割を真似ているように感じた。そのため、代理購入を行う暗号資産市場が倒産、もしくはトランザクション処理できない(これはスマコンができるので可能性は低いが)した場合に価値は担保できないのではないか?ということです。
たぶん代理購入をする媒体を増やすなど、分散化すると考えられます。
次に従来の電子マネーではできなかった払い戻しが実質できてしまう点。ICB➡uniswap➡ETH➡取引所➡法定通貨ができるため。マネーロンダリングが懸念されるが、法定通貨にするためには取引所を通す必要があるので大丈夫かと思われる、、、、、?
そもそも、前払式手段なのに法定通貨に戻すことが法的に認められるのか疑問。これができれば、課金した後でも法定通貨に戻せるので、ソシャゲ間を超えた魔法石やオーブができるかも、、、?