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#01_低単価で受注し続けて失敗した話

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  • watasan@高単価戦略室
  • 2020/07/30 11:02

 

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1. はじめに

映像・動画クリエイターとして独立して1年経ちました。独立前の前職は、建設業の現場監督・・・まったく関係性がありません。

当初ほぼ無知の状態から、1年後の今では上場企業の動画CMを個人で受注し続けています。

1年で取引した企業様は40社ほど、計150本以上の動画を制作し、1本あたりの単価は平均20万くらいでしょうか。これを言ってしまうと怒られそうなのですが、制作自体は2日ほどでできてしまいます。

そんなコスパの良い仕事が受注できるようになるまでに、正直、かなり努力したと思います。遠回りもしましたし、失敗もたくさんしました。

その中でも『低単価で受注し続けること』     

これだけはやってはいけません

そんな僕の失敗談を今回はお話します。

 

2. 低単価で受注してた頃

独立したての頃、仕事が欲しくて欲しくて低単価で受注してました。動画編集作業、1本2000円とか、3000円の仕事です。      

自給にすると200円くらいだったときもありました・・・笑

ですが、納品物に関しては、期待以上のものを納品しようという思いがあったので、クライアントの方はいつも喜んでくださいました。

なので、低単価の仕事を何度も依頼してくれました笑

消耗戦のスタートです。

編集に慣れてくるとテンプレートが決まるので、作業時間は短くなりますがそれでも単価は安いままです。気軽な副業感覚、在宅のちょっとしたアルバイトをしたい方には向いてますが、これで生計を立てるのは辛い。なので、僕は次のステップに進みました。

 

3. 仕事の幅を広げて値上げ交渉をしてしまう

当時のいただいてた仕事は、宇宙系Youtubeの動画編集でした。         宇宙に関する解説、豆知識をナレーターの方が喋り、それに合わせて画像を切り替えていくような動画です。

そういった動画は、台本を書く人、ナレーションの人、編集する人といったチームで制作しており、それらを統括、まとめる人(ディレクター)から お仕事をいただいてました。

僕は動画編集の仕事を難なくこなせるようになり、そのクライアントの方との信頼関係もある程度築けてきたころ、ある提案をしました。
 

その方がおこなっている業務を、自分がやる代わりに値上げをしてほしいという内容の提案です。

クライアントの方も、外注費は増えるが仕事がその分楽になるということで了承していただけました。

そうして、地道に業務範囲を広げていきながら、単価アップを目指していきました。動画の編集も外注するようになりましたが、手配業務は思ったよりも大変で、仕事が増えていくにつれ、自分の限界が見え始めました。

そして僕は、負のスパイラルに陥ってるのに気が付きました。

 

4. 低単価でスタートすると、値上げしても低単価。

前述の通り、『値上げ交渉の材料』として僕は業務の幅を広げる選択肢を取りました。

これは、『業務を広げた分、貰える報酬が増えた』ので、最初に請け負った仕事の単価が上がったわけではありません。

業務量が増えて報酬も増えただけですから、実際は何も変わっていないことに気づいたのです。

これが僕の失敗でした。

そうした経験から『どのようにすれば単価を上げられるか』を考えまくり、次のことを決めました。

 

5. 絶対にやらない3つのこと

①下請け業務をしない

動画制作を受注した人からの再下請け業務は、少なからずマージンが取られます。『動画編集に割り当てられる予算』が報酬の限界値となります。

発注側はできるだけ安く抑えたい。

仕事をする側はできるだけ高く受けたい。

この反作用は下請けである以上、覆すことはできません。仕事をもらう側は立場としてはとても弱いのです。

なので、そもそもその立場に立たないこと。これが重要です。

 

②個人から仕事を受注しない。

個人と企業、予算があるのは当然企業なので、個人の方から仕事を受注するのは避けましょう。

企業から仕事を受ける方法については、後日noteで記述したいと思います。最重要ポイントなので、長くなりそうです。。

僕が言いたいのは『お金持ちから仕事を受けることに徹底してほしい』  ということです。

予算が少ない個人から高単価で受注しようとしても上限は見えてます。  多くの報酬をもらうには、多くの報酬を出せる人と取引することです。

意外と当たり前のことですが、当時の僕は仕事欲しさに、この当たり前が 見失っていました。

 

③効果を発揮しない無価値な動画は作らない。

皆さんが制作した動画は価値があると思いますか?

集客効果、認知度を向上、商品・サービスを多くの人にPRできる

その動画は何かしら仕事をしてくれるでしょうか?

高い報酬を出すには、それなりのリターンが得られないといけません。
 

逆にそういう動画を作れるなら、自分の商品が無くても、お金を出してくれる企業は山ほどいます。『動画時代』の波がせっかく来てるのに、機械損失しているかもしれません。

 

 

6. 最後に

2019年、動画編集ブームが起こり、個人の動画クリエイターがかなり増えた気がします。僕もその一人です。

ですが、しっかり波に乗れてる人は一体何パーセントでしょうか。

動画クリエイターはかなり稼げます、断言します。

そして、『お金の流れ』を知ることは、かなり重要です。

自分の収入は誰かの支出です。

誰がどんなものにお金を払うのか

 

そういう点から考えていくと、自ずと、

これからの行動が変わっていくのではないでしょうか。

 

 

 

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大企業5年勤務した後、映像クリエイターとして独立。 上場企業等の動画CM等を個人で受託制作しています。 これらの経験から高単価で受注する方法やおこなってきた戦略などお伝えしていきます。

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