助けを求めている企業は多くいるが、どこに依頼したら良いかを知らない。
そして、おもむろに、『動画制作会社』と検索するだろう。
動画制作会社のホームページをいろいろ調べてみてほしい。
例えば Crevo株式会社の料金表を見てみよう。
個人クリエイターからしてみればかなり高額なのがわかる。他の企業のサイトを見てもだいたい相場は同じだろう。
ここでわかるのはー
『企業は動画制作に対して想像以上に経費をかけてる』ということだ。
100万でも200万でも、出す企業はいるのだ。
この相場に個人クリエイターとして攻めるのだ。
動画制作会社より少しだけ値下げするだけでいい。
この感覚が非常に重要だ。
例えば、企業の要望に沿ったフルオーダーメイドの動画制作を30万で提案してみて欲しい。動画制作会社に依頼を検討している企業だったら、安いと感じるだろう。
『動画制作会社のクオリティだから高い』
『個人じゃ無理だよ』
本当にそうだろうか?
実は、動画制作会社も個人クリエイターに依頼しているのだ。
動画制作会社を通すか、個人クリエイターに直接依頼するか。
それだけの違いしか無い。
では、そういう企業を見つけるにはどうしたら良いだろうか。
当然だが、動画制作会社のホームページに実績として掲載されている企業は依頼した企業というのがわかる。単純にそういった企業に攻め込んでもいいが、ちょっとだけ捻っても面白い。
実績に載っている企業のライバル企業を攻める作戦だ。
ライバル企業同士、干渉し、調査し合う傾向がある、ビジネスだから当然。ライバルがイカした動画広告を打っていたら、自分たちも欲しがるはずだ。
また、動画制作会社のコーポレート動画チャンネルを見るのも面白い。
実績に載りきらない会社が多く掲載されている。そこに掲載されている動画を見ると、いくらぐらいで制作したのか、動画を見ればわかる。
丁寧に、動画制作会社は動画のクオリティに対する料金をHPに掲載している
そういったところから企業リストを作成して、少し値段を下げて営業する。ライバル企業、類似企業、関係企業もリスト化して攻めるのも良い。労力はかかるが、リターンは大きい。企業の業種、規模などによって攻め方が変わってくる。
ここまで話している動画クリエイターはいただろうか。私は徹底的に企業を調べて、公開してるなら決算書まで見てから提案する。業績が良ければ年度終わりに経費を使いきりたいという心理が働く。
ぜひ個人クリエイター、小規模事業者は上記のことを実践してもらいたい。そして、高単価案件を受注してもらいたい。1件でも受注できれば必ず自信がつく。手ごたえを感じ、他のクリエイターを出し抜けるだろう。
『可能だけど誰もやらないことをやる』
挑戦することは、ノーリスクなはずだ。
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ALISの記事は、私がnoteで発信している内容を転載しております。
動画クリエイターが高単価で案件を受注する方法について記述しています。
私がこれまで、個人クリエイター向けにコンサルティングをおこなってきた内容の一部を含みます。
発信の目的として、動画クリエイター界隈全体の受注単価向上、クリエイター人材育成、フリーランスの収入向上を主としています。
皆様に少しでも役立てていただけたら幸いです。
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