先日、ハーバード・メディカル・スクールの遺伝学教授であるジョージ・チャーチ氏が、自身のゲノム(遺伝子)データを使ったNFTを作成したというニュースを見ました。
チャーチ教授は自身のゲノムを100%解読した人物として知られており、「合成生物学の父」などとよばれゲノム業界ではとても著名な方です。
AkoinNFTと呼ばれるマーケットプレイスで作成されましたが、チャート教授のゲノムと肖像を表現しているようで、一つの芸術作品として6月10日にオークションにかけられ、最高入札者に売却されるとのことです。
チャーチ教授はネビュラ・ゲノミクス(Nebula Genomics)というヒトゲノムシーケンシング(人間の遺伝子解析)と医療関連のビッグデータを取り扱う企業の共同創業者になっており、ブロックチェーンとゲノムという関係性に早くから注目している方ですが、この辺りの事は次回以降に説明するとして、今回はこのDNA情報とNFTについて書いていきます。
NFTというのは、ゲームやアートなどが主な舞台として注目されていますが、それ以外の活用方法も話題に上がってきています。
その一つがメディカルの分野です。
メディカルということは個人的な医療情報をNFT化する、ということになるのかと思いますが、個人的にはそれって、NFT化ではダメなんじゃないかな?と思っているのですが、どうなんでしょうか?
そんなことを考えていたら、献血した血液をNFTにするという話も聞きました。
つまり、血液のトレーサビリティです。
血液をNFTに...
うーん、もっと勉強します。
to be continued