物価水準は貨幣数量に比例して変化するという理論。
取引高は価格Pと取引数量Tの積で表わされ,またそれは貨幣数量Mとその流通速度Vの積に等しいとする式です。
PT=MVとか M=kp・Y ( Y は実質所得) の様な等式で考えられています。
簡単に言ますと貨幣量が物の取引量より増えると物価が高くなり(インフレ)
貨幣量が物の取引量より少なくなると物価が下がります(デフレ)
なぜこの様な事を急に言いだしたかと申しますとこんなイキった記事を拝見したからなんです。
それは、その日の総記事投稿数です。
71.91ALISの記事を投稿した日の総記事投稿数は『35件』。
8.43ALISの記事を投稿した日の総記事投稿数は『145件』です。
もうこれは一目瞭然ですよね。
ALISトークンを多く獲得できた記事は、
その日の総記事投稿数が少ないので、1いいねあたりのALISトークンの価値が高まり、多くのALISトークンを獲得できた。
上記はその記事のもっとも重要な部分で今回の提案のアイデアを頂いた金言になります。
これは今ままでALISに触れていた方なら気づいていたのではないでしょうか。
しかしこの事はALISユーザーへの新しいサービスとして活かせるのではないかと考えています。
今回イキった方(よしださん)の言う様に投稿記事数(物の量)が多い時は個人に配布されるトークン数(貨幣量)は少なくなり、投稿者数(物の量)が少ない場合は個人への配布トークン数(貨幣量)は増えています。
しかしここで本当に投稿記事数による増減によりトークン数が変わっているのか?という疑問ですね。
いいね数も同じ様な推移を辿っていますし、報酬であるトークンはいいねの数によって決められる割合が多く、またいいねする人にも配布される為「物の量」は全体いいね数とする方が適切なのかなと推測します。
2018年のALIS投稿数やいいね数に関してはののたさんの記事をご参考にして下さい。
全体の配布トークン数が現在正確にはどれくらいか分かりませんが
ほーさんの記事を引用します。
とある期間内の1日です。
新規記事に付与された報酬の合計値は1658.76 ALISでした。過去記事にも報酬の付与はありますので、実際の配布量はこの値よりもやや大きくなると考えられます。
またほーさんは1いいねの単価を計算してくれています。
上記を踏まえて計算式を考えますと
全体の配布ALISトークン数 / 全体いいね数=全体いいね単価
簡単にする為2000ALISの配布量だとして、いいね数も2000だとすると
2000/2000=1となり1いいね単価が1ALISとなります。
そこでこんな提案をしたいと思います。
「まず、ソーシャルメディアとしての基本機能についてです。これらはあくまでも予定されている機能開発の一部ですが、『トークンによる執筆記事リクエスト機能』、『非公開記事のトークン購入』などを実装する予定です。良い記事をALISで書きたい、と書き手の皆様に思っていただけるような機能をどんどん追加して行ければと考えております。」
運営はクローズドβ版発表の際に上記の様なトークンの使い道を考えている様です。
私がそこで提案したいのが
自分の記事を有料化する為販売価格は自分で決められます。
しかし、「いいねマーケットの物差しで売買できる様にする」のも面白いと感じたのです。
先程言っていた、いいね数とトークン配布数の関係性をうまく利用し記事価格を決定していきます。
ALISmedia全体の1日発行数量/全体のいいね数で全体1いいね単価を決定し、全体1いいね単価を個人記事のいいねに掛け合わせて、記事価格が決定し自動販売できる様にする。
1単価いいね数は記事投稿者数やアクティブユーザー数が増えると単価は下落しますし、減れば単価は上がります。
しかし、単価が下がる事で有料記事を売っても儲からないのではないか?という疑問が出てきますが、今までのいいね推移をみますと基本的にデフレ基調(単価高水準)の為、単価は変動はあるものの現状のままだと単価は高水準はキープ出来るでしょう。
しかし単価が上がるという事は参加ユーザー数は減っている訳で、オープンなマーケット(取引所)ではALIS価格自体下がる可能性があります。
理想としてはいいねマーケットの単価を下がり、参加者が増え、取引所のALISの単価が上がる事で販売報酬が上がる
結果ALIS報酬が増えるが理想です。
まだまだ構想として乏しいですし、計算通り行くかなんて分かりませんがALISチームが今後展開するサービスの何かヒントにでもなれれば幸いです。
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