医療費は医療サービスの単価(P)と消費される医療サービスの量(Q)を掛け合わせた物である。
アメリカなどはPが高く、患者は医療サービスを受ける事をあまり望まない形で医療費をコントロール。ヨーロッパは高額医療機器の数が限られたり、専門医へ受信はかかりつけ医の紹介状が無いと診療を受けられないなどの制限でQをコントロールしている。
しかし日本はPの単価は安い上、Qはまだまだフリーアクセス(誰でも専門医や大病院へ受診可能)でありコントロールする手段が無い場合が多い。
まあ、医療費は病床数の数に比例するのは厚生労働省の「都道府県10万人あたり病床数と一人当たりの医療費の相関関係」に記されているが相関係数は0.85と非常に高い。
今、日本は増税でこれらの医療費増加を賄おうとしているが、それは無理がある。
なぜなら構造的欠陥であり、いくらお金を掛けてもすぐに無くなってしまう。
フリーアクセスQか単価Pのどちらかでコントロールする様に構造を変えなければ難しいだろう。
さあ、鎖野郎達よ。
出番だぞ。