今でこそ日本人の携帯電話の所持数は1億4千万を超え、
国民総数に対し、116%というとんでもない普及率になりましたが、
昔はそうではありませんでした。
最初の携帯電話は、御存知かもしれませんが、
1970年半ばにはワイヤレスフォン、
1985年になるとショルダーフォンが発売されました。
そしてこのショルダーフォンの値段はなんと、
保証金20万円、月額基本使用料26,000円とかなりの高額でした。
しかもこのショルダーフォン、重さが900gあるためかなり重い。。
さらにフル充電に8時間かかり、最高活動時間40分という、
超低スペックな割に超高額な費用のかかるシステムでした。
つまり、誰がこんなもの使うんだ!?
ましてや普及するはずもないだろう!
とみんなが思うレベルだということです。。
この時代からNTTは携帯電話の普及を目指しており、
しかしそのためには研究開発の費用が必要でした。
そこで一部の芸能人や投資家に資金の提供を募りました。
その時に資金提供の代わりに与えた権利こそが権利収入です。
これは簡単に言うと、
投資家の提供したお金を元に、NTTが発展すれば、
発展した分だけ投資家にお金が入るシステムです。
結果として、現在のように携帯電話は爆発的に普及し、
NTTも一大企業へと変貌を遂げました。
そしてこの発展のおかげとして、
当時資金提供をした人に終身的にお礼金を払い続けるのです。
この投資家というのが叶姉妹の祖父ということですね。
そして現在彼女たちは何もしなくても毎月6,000万円の収入があり、
年間にすると7億2千万円の粗利があります。
羨ましい限りです。
いつの時代も先物、先行者利益が大事ということですね。
その他の権利収入芸能人はいろいろいらっしゃって
1980年台に携帯電話の普及に資金提供したのは叶姉妹だけではなく、
他にも何名かの芸能人が資金提供をしていました。
大橋巨泉 月6億円
所ジョージ 月2億円
細木数子 月1億円
叶姉妹 月6000万円
こう見ると半端じゃなくセレブなのだなと実感します。
ちなみにこのお金の配分は、
携帯使用料金売上の◯%、といったように決められており、
毎月多少のばらつきはあるものの、とりあえず莫大です 。
いずれにせよ、権利収入というのは
これほどまでに爆発的に大きな収入を永続的に得られるものなのです。
ただ、なかなか一般にはこのようなおいしい話は回ってこないか、
かなり遅れて情報が入ってくるので、
参入する頃には全くおいしい話ではなくなっていることがほとんどです。
あなたも「おいしい話がある!」と持ちかけられた経験はありませんか?
残念ながら、そんなのはウソです。
巷で誰でも手に入るところに「おいしい話」があるわけないのです。
でも実際にこのドコモの権利収入のような
「おいしい話」は存在しています。