涼しくなってから小さい子とお父さんが
手をつないで散歩する姿をよく見ます。
小さい子はよちよちとおぼつかない足取りで
歩いているのを見ると
思わず笑顔になってしまいます😊
しかし、この手を繋ぐ行為で子供にケガをさせてしまうことがあることを知ってますか?😱
小さい子はまだしっかり歩くことができず、
転びそうになった時思わず手を引っ張って
しまうと思います。
この時に肘の関節が抜けてしまうことが
あるのです😱
この症状を「肘内障」といいます。
この症状は手を引っ張られることによって
起こります。
図1は肘から手首にかけて図です。
赤丸の部分には靭帯があるのですが、
大人はこの靭帯が抜けないように骨が
ストッパーの役割をしているのですが、
小さい子にはまだそれがありません。
なので強く引っ張ると抜けてしまいます。
さらに図1の右側は腕を捻っています。
この状態ですとさらに抜けやすくなります😱
写真1のつなぎ方は図1の右のように
捻っています。
このつなぎ方で転びそうになった
子供を引っ張り上げようとすると
抜ける可能性が高くなります。
ではどのようにつなげばよいか?
子供の手のひらを上にして、
親は上から子供の手のひらを
包んであげるように
手をつないであげましょう。
そうすれば図1の左のような状態に
なりますので抜けにくくなります。
(それでもあまり強く引っ張ると抜けてしまうこともありますが・・・)
楽しい散歩でケガのないように
してもらえれば思います😊