本日の患者さん。
2年ぶりに来られた患者さん。
3回目なのですが、症状はいつも
右のお尻の痛み。
しかも、いつも激痛。
当院は駅から歩いて2分ゆっくり歩いても
5分はかからない。
しかし、その患者さん駅から10分かけて
来たそうです😓
廊下を歩くたびにうめき声が聞こえるが、
一向に近づいてくる気配がない🤔
やっと入って来たがとても痛そう。
で、寝てもらおうと思っていたが
体勢を変えるだけで5分はかかる。
手伝ってあげると激痛のためにまさに絶叫😱😱
痛いといわれている部分を確認のため
軽く触っただけでもまた絶叫😱😱
その患者さん。
2週間前から痛み出して1週間近くの接骨院で
治療を受け、
改善が見られなかったのでタクシーと
電車を乗り継いで40分以上かけて
来てくれたのでなんとか良くしてあげたい。
いつもならこういう症状には電気で
痛みを消していくところなのだが、
今回はなんとか電気を使わずに結果をだそうという無謀な挑戦をした。
とりあえず動かして痛みの出ない方向を確認した。
逆に痛みがでる方向も確認した。
そうすると、痛みが出ない方向には共通点が
出てきた。
それが正しい歩き方の動かし方だった。
ということで歩き方を指導し、歩いてもらった。
案の定、最初はその歩き方ができず、歩くたびに痛みが出ていた。
しかし、次第に正しい足の運びができるようになってからは
痛みが出る頻度が半分になり、
さらにもう10分もすると1/10まで減った。
まだ油断すると痛みが出るようであったが、
満足して帰られた。
実際触った手技ではほとんど解決しなかったが、
歩き方を伝えただけで劇的に改善されたのは大いに自信になった。
とともに歩くという動作は簡単なことであるが体にはとても影響を与える動作なのだと改めて思い知った。