こんにちは、yoshihiroです。
かなり久しぶりの投稿になってしまいましたが、やっと書けました!今回は、昨年12月にミャンマーに行ってきたので、その時の旅行記みたいなものを書きたいと思います。
普段なかなか行くことのできない、田舎の無電化地域(電気が通っていない地域)を訪れることもできたので、ぜひ読んでみてください!
ミャンマーはインドの東側、タイの西側、中国の南側にあり、インド、中国、そして昔統治していたイギリスの文化等の影響を受けて独特の文化を形成している国です。また、130を超える民族が存在すると言われており、それぞれ独自の文化を持っています。
今までは、ミャンマーに行くには観光目的でもビザが必要でしたが、2018年10月から日本人の観光ビザが免除され、簡単に入国できるようになりました!これからミャンマーを訪れる日本人が増えていくでしょう。
ミャンマーでは長らく軍事政権が続いていましたが、2016年3月に軍人以外の大統領が誕生し、観光等に対する規制が緩和されてきているようです。
ちなみにミャンマーへは、成田からヤンゴンへ直行便が出ているほか、タイのバンコク経由で行くのも一般的です。
今回のミャンマーへの渡航の目的は、半分は観光ですが、もう半分は農村地帯の農業を改善するための事前調査です。
ミャンマーの無電化率は約68%と言われており(2015年)、およそ3人に2人は電気の無い暮らしをしています。さらに、特にヤンゴン周辺の農村地域は雨季に大洪水となるため、米や緑豆といった特定の、比較的安値でしか売れない農作物しか作れない状況となっています。
そういった地域に、太陽光パネルと蓄電池を設置し、新しい農業ビジネスを初めて農村を豊かにしようというプロジェクトを某日系大企業が企画し、何の縁か分かりませんが僕も参加することになりました。
そこで、まずは現地の様子を知らないことには何も始まらないということで、実際にヤンゴンから車で4時間+船で1時間かかる農村に行ってきたというわけです。
ミャンマーの首都はネピドーですが、最も都市化が進んでいるのはヤンゴンです。日本からミャンマーに行く場合は、まずヤンゴンに行くことになるでしょう。ヤンゴン国際空港から市内の中心地までは、タクシーで40分ほどです。
新興国はだいたいどこもそうですが、現地の人と一緒でない限り流しのタクシーには乗らない方が良いです。ミャンマーでは、Ubar現地法人を買収したGrabという会社がタクシーの手配アプリをリリースしているので、これを使うと安く安全に移動できると思います。
ミャンマーの通貨はチャット(kyat)ですが、国外で両替ができないので注意が必要です。さらに、日本円でなく米ドル(もしくはタイバーツ)でないと両替レートがかなり落ちるので、超注意です。しかも100ドル札のピン札でないとレートが落ちます。
なので、日本で米ドルを用意して、現地で米ドルをチャットに両替しなくてはなりません。100チャットがだいたい7円ぐらいです。クレジットカードは高級店では使えますが、現金払いのみの場合が主です。
ヤンゴンはミャンマーの主要都市なだけあって、都市化が進んでいます。数年前にできたヤンゴンプラザというショッピングモールが、都市化のひとつの象徴でしょう。
こういったショッピングモールは一般の市民には手が届かないものが多く、一部の富裕者層や外国人向けとなっています。
一般市民は路上マーケットのようなところで日々の食料品などを買っています。
こっちの方が東南アジア感があって僕は好きです(笑)。人がいっぱいでごちゃごちゃした感じというか。ちょうど僕たちが見学している時に泥棒が出たらしく、1人の泥棒を数十人の人が追いかけていて映画のようで面白かったです。
野菜や肉類、海産物も売っているのですが、一番興味深かったのは、ミャンマー土産として有名なタナカ石鹸とその原料が売られていたことです。
タナカとは、現地の人が日焼け止めのためにほっぺなどに塗っている天然の化粧品で(写真中央の女性もほっぺに塗っています)、ニキビ防止などお肌にとても良い効果があると判明して日本へも輸入されています。真ん中の木の枝のような、ごぼうのようなものが、タナカ石鹸の材料となるようです。
そのほか、日本では見られないような光景を色々見ることができました。市街地のほぼ中心にもかかわらずなぜか朽ち果てた観覧車があって、親子が休んでいました。
あとは27人乗りの軽トラックが走ってました。
長くなったので、今回はここまでにしておきます。まだヤンゴンだけで無電化地域にまでたどり着けませんでしたね(笑)。次回はちゃんと無電化地域まで行った様子を伝えようと思うので、楽しみにしていてください。
有料記事が書けるようになったので、後編は有料にしてみようかな。