A、 B、 C、 D、 E の5人が、次の10枚のカードを使って、ゲームをします。
(これらのカードはこれ以降、左上から順に1、 2、 3、 4、 5、 6、 7、 8、 9、 T と書き表すことにします。)
まず、5人が《図1》のようにまるく座(すわ)ります。
次に、5人に1枚ずつ、♡のカードを配ります。
さらに、5人に1枚ずつ、♠のカードを配ります。
そして、次の手順【1】、手順【2】を行います。
手順【1】 座っている全員が、持っている2枚のカードのうち、数が大きい方を、反時計周りに隣の人に渡す。(これ以降、この手順を 記号 → で表します。)
手順【2】 持っているカードが2枚とも♡、または2枚とも♠になった人は、ゲームに負けとなり、席を立つ(このとき、この人が持っているカードもゲームから除かれる)。また、持っているカードが♡、♠1枚ずつになった人は、そのカードを持ったまま座りつづけ、ゲームに残る。(これ以降、この手順を 記号 ⇒ で表します。)
ここで、座っている人が1人だけになったら、その人の勝ちでゲームは終わります。
座っている人が複数いる場合は、座っている人が1人だけになるまで、 → と ⇒ を交互に繰り返します。座っている人が1人になったら、その人の勝ちでゲームは終わりです。(いつまでも座っている人が1人にならないこともありますが、そのときは引き分けとします。)
下に、例として「はじめに、Aに1と2が、Bに6と7が、Cに4と9が、Dに3とTが、Eに5と8が配られた場合」のゲームの進み方を示しました。
ここで、26のように下線が引かれた部分は、そのカードが次の ⇒ でゲームから除かれることを表し、 × が書かれた部分は、そこに座っていた 人がすでに負けて席を立っていて、その席が空席になっていることを表します。
次ページの問いに答えなさい。なお、たとえば「Aが1と2を持っている」ことを、「A12」と表 しても「A21」と表しても、どちらでもかまいません。
(1) はじめに配られたカードが《図3》である場合のゲームの進み方を、《図2》にならって、解答らんの空らんに数字(1、2、3・・・9、T)、文字(A、B、C、D、E)、下線、×を適切に入れ、完成させなさい。
解答
(1) Cの勝ち
【解説続き 原記事】