大人は、子どもたちに助言する。
「社会に出たら嫌なこともやらなきゃ」
「大人は色んな人と関わらないとやっていけない」
「社会で失敗したら困るから、学校で練習しなきゃ」
「今から慣れておかないと」
じゃあ大人は
月曜日からの仕事が辛いから、慣れるために土日も仕事しよう!
ってなるってこと?
嫌な仕事を耐える練習、するの?
月曜のために、土日休むじゃん
月曜のために、思いっきり遊ぶじゃん
寝溜めするじゃん
大人の様子を見て
「将来嫌なことしなきゃいけないなら、子ども時代は楽しみたい!」
って思う子もいるだろうに
大人って、対等じゃないよね。
そもそも私たち大人が
「子どもは社会を何も知らない」
「子どもは教えないとできない存在」
だと教育されてきて、疑問をもたなかった
子どもも社会の一員なのに
個人的には、大人こそ
社会のこと、全然知らないじゃん
と思うけどね〜
朝から夜までずっと忙しい
毎日同じ会社で働き
落ち着いて勉強する時間もなく
新しい情報にアップデートできてない
政治に無関心、選挙に行かない
子どもは大人に言われなくても、
大人をみれば
社会に出たら大変そうだなって分かるし
YouTubeやSNSをみれば
何やら日本は大変そうだな、と分かる
子どもも私たち大人も
将来のために生きているのではない
社会に出るための練習で潰れてしまったら
将来はやってこない
嫌なことに慣れる
その裏側で心が潰れているのに気づかない
「勉強は嫌いだけど、休み時間があるから」
「教室の環境は苦しいけど、友達と遊びたいから」
子どもの"楽しむ"は、ご褒美ではない