みなさんが思う「学生らしいこと」ってなんでしょうか?
そもそも学生らしいことの意味はなんぞやという話で、自分なりに定義してみます。
「らしい」とは「いかにも…にふさわしい。…の特質をはっきりそなえている。」ことであるので、「学生らしいこと」とは学生という属性にほぼ完璧に合致することと捉えられると思います。
では本題に移ります。「学生らしいこと」な何か?
一見簡単そうなこの問、いざ直面すると即座に答えられないのではないでしょうか?
Googleで「学生らしいこと」と検索すると大学のうちにやるべきこと〇〇選というタイトルの記事が目に着きます。それらの記事が言うには、サークル、飲み会、勉強、免許取得、恋愛、男女でスノボいくことなどが世間一般で認識されている学生らしいことだそうです。
でも、これって社会人になっても全然できることですよね。お金や時間の制約は異なるとしても、可能か不可能かの軸で考えると、学生でも社会人でも関係なく出来てしまいます。
ここでいう”学生らしいこと”は社会人になっても出来てしまう。そんなの学生らしいとは言い難いです。あくまで学生のうちにやっておくべき、もしくは学生だとやりやすいという位置付けといったところではないでしょうか?
学生らしいことを考えるに当たって、まず明確にしなくてはいけないのは学生と社会人の違いです。
学生は社会人と比較して、「時間に余裕がある半自立的な存在」だと言えると思います。
まず、時間という観点においては、学生は毎日がほぼプライベートでして、圧倒的な時間的余裕があると言えます。
では半自立的とはどういうことか。自分でお金を稼ぐが、生活費や学費は基本親持ちで、最悪親の援助というセーフティーネットが張られている。つまり、自分の生活に自分自身が全責任を負っているわけではないということです。
これらを踏まえると、時間に余裕がある半自立的な稀有な存在に当てはまる「らしい」ことは「熱中する」ということではないでしょうか?
莫大な資金を要することに熱中することは厳しいけれど、学生の絶対的な時間量は何事においても、レベルアップするだけの余裕があると思います。失敗しても許され、且時間にも許される、この二つを最大限活かせるのは熱中することではないでしょうか?
ですので、学生らしいことは世の中には無いが、寝る間も惜しんで、お金という視点をもたずに気兼ねなく熱中できればそれはもう「学生らしい」ことだと思います。スノボも恋愛も身が焦げそうになるぐらいまで熱中したら学生らしいことなのかもしれませんね。
みなさんのご意見もお聞かせください。