マギアストーンの世界観について（＋用語説明）

これは、夢を追い求める者たちの物語。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　── ゆうき

◇ マスター

マスターは「プレイヤー（主人公）」のことです。大抵は、魔術師らしい格好をしています。

あなたは「マギアナ界」と呼ばれる世界の「新米マスター」を務めることとなりました。また「館の主」でもあります。

マスターには「『マギアと呼ばれる存在』を強化できる不思議な力」があります。少し特殊な魔術師です。

いつの時代も、マスターはマギアと共に行動し、様々な偉業を成し遂げてきたようです。

しかしながら、現代のマギアナ界のマスターの殆どは、特にそういったことには興味がなく、マギアナ界で「マギアバトル」を楽しんだり、自分の好きな夢を求めたりしながら、のんびり暮らしているだけだとか。

◇ マギアナ界

どこか懐かしい雰囲気を連想させる、マナが溢れた自然が豊かな「異世界」です。

──ですが、見た目こそ「中世ヨーロッパ風」ではあるものの、時代や技術は現代と大体同じです（近未来の魔法道具・機械は除く）。

（要は、現代の田舎や地方に近い感じのもの）

マギアナ界は、現世や他の異世界と繋がっており、時々、他のマスターやマギアが、そちらに出向くようです。

◇ 館（やかた）

マスターが住んでいる場所。

あなたはここを拠点として、いくらかのマギアや使用人と共に、館の管理、マギアストーンの捜索、マギアバトルの参加、魔法の研究、異世界探索などを行っているようです。

また、この場所には、よくマギアが遊びに来ていたりします。

◇ マギア

「夢の魔力」を保有する、人の形をした魔法生命体です。

見た目、体の機能は、ほぼ人間と同様です。

ただ、マスターなどの人との違いとして、

・強力な魔法が使える

・マスターの魔法を受けると、更に強くなる（基本、互いが協力関係にある）

・何らかの攻撃で、その場から消滅させることはできても、存在自体を消し去ることは絶対にできない（マギアチェーンに保護されているため。いくらでも蘇生可能。ただし本人に何らかのペナルティはある）

・（マギア本人が応じれば、）「マギアカード」等を使って様々な異世界に召喚できる

・基本、マギアチェーンの維持に貢献している

等といった特徴があります。

◇ マギアストーン

別名、夢の石。

虹色で八面体の石。夢の力がたっぷりと詰まっており、小さな物でも、信じられないほどに強力な魔法（奇跡）を、一度だけ起こせるとかどうとか。

また、大型のものになると、人の夢を１つだけ叶えられる……らしいです。

他の異世界で、稀に生まれます。

誕生すると、マスターやマギアが何となく感づいて、捜索に向かうようです。

時には、奪い合いとしてマギアバトルに発展することも。

なお、マギアとマギアストーンには、何らかの夢の魔力が関連づいていたりします。

◇ マギアバトル

マギア同士の戦いのことです。

「ゲーム：マギアストーン」（マギアナ界）においては、お祭り騒ぎのような感じで定期的に行われています。

……余談ですが、「ゲーム：マギアストーン」のランクバトル等は、基本的には戦闘を「パートナー」に一任しています。マスターは遠くから、何らかの魔法（カード、ミニチュア等）で戦況を確認しているだけで、マスター自身がバトルの場にいるわけではありません。

（マスターは基本的には、遠隔の魔法で、戦略をパートナーに提案しています。即ち、軍師的な存在と言えます）

◇ マギアチェーン

女神マギアナを主体とした、魔法と夢の力で構築されている「神のブロックチェーン」です。

主に、マスター、マギア、女神マギアナを信じる異世界の信仰者等が、このチェーンの維持に貢献しています。

女神マギアナを誰かが信じる限り、このチェーンは持続されます。

そして、このチェーンがある限り、マギアナ界とマギアは必ず存続されます。

マギアは、目を閉じて心を無にすると、自身が「壮大な宇宙の中にある、美しき光のチェーン」の一部であることが感じられるとか。

◇ 女神マギアナ

マギアナ界の最高神。

女神マギアナの信仰者は、美しくて、色っぽくて、包容力のある優しいお姉さんの姿をイメージされているようですが、本当の姿は、マスターとマギアを含め、誰にもよくわかっていません。

いつも「マギア」と「マギアナ界」と「マギアナの信仰者」を優しく見守っている……らしいです。

女神マギアナの存在はよくわかっていませんが、何らかの女神（？）が「マギアチェーン」を管理・維持しているように、マスターやマギアは何となーく感じるため、おそらく存在はしていると考えられています。

（……というか、マギアナ様、マギアチェーンは「努力する弱き信仰者」や「活躍できないもの」に対して、露骨に肩入れする傾向があるため、女神マギアナという存在かどうかは別として、何かしらの意思・機能があるいうことはわかっています）

ですが、その概念などは一定ではなく「マギアチェーンの仕組みの一部」や「皆の願い」「夢の力の集合体」「意識思念体の集まり」「神々が信仰のために作り上げた架空の神」「インターネットが魔法と同化したもの」などと考えているマスターや信仰者もいるようです。

◇ パートナー

マスターの側近（？）となったマギアです。

パートナーは、マスターの指示に従い、マギアバトルを行っています。

以上となります。