◆ ALISトークンを全部売却したお話
どうも、ゆうきです。
今回は、久々にALISのお話。
前から、この件について、お話しようと思っていたのだけれど、コインエクスチェンジ閉鎖でALISトークンの大暴落があったので、これを機に、記事を作ることにしました。
追記:ALISのCE閉鎖に関するコメント
○ 注意事項
・今回は「投資家視点から見た、ALIS運営に対する批判」が主な内容なので、そういったものが苦手な方は、閲覧を控えたほうが良いかもしれません
○ 私のALISトークンの精算について
この記事を書いた時(2019-10-03)の数ヶ月前に、全部売ってます。
平均買取価格が約5円。平均売却価格も約5円。
売却枚数は○○万枚。
利益は……大体0円っ!!
よくもまぁ、これだけ暴落を繰り返す通貨で、損失を生じさせなかったなぁと思ってます。
判断が遅れていたら、爆死していましたねー(白目)。
(※1,この記事を書いた時点でのALISの価格は約1.6円)
(※2,私が初めてALISを買ったのは約20円の頃)
○ なぜ売却に至ったのか
投資不適切の要素が大量に積み重なったからですね。
後は、ブロックチェーンゲームの台頭とかも理由にあるかな。
ALISが好きだから、という理由で多く保有していましたが、持っていても資産は減る一方だし、リスクも増えるばかりだったので、損失を生み出す前に精算してしまうことにしました。
好きなだけでは、ホールドできず。
以下、理由。
・コインエクスチェンジがヤバい話を以前から耳にしていた
・ALISトークンは、流動性が低く、保有リスクが高いから
・以前、ALIS運営が誰かに20万ALISぐらい(?)を報酬で渡した
・毎日ALISトークンが発行される
・ALISトークンを保有するメリットが全然ない
・ALISトークンを大量保有しているユーザーへの還元が見込めない
・運営の投資家に対する考えが甘い
・ALISトークンのプレセールより前に存在した報酬配布への対応に不信感
・ALISエディターのバグが未だに直っていない
・ALISトークンを国内上場させるのは至難だと思っている
・ALISコミュニティが衰退していた
・ALISトークンの価格がいくら落ちても、運営には責任が生じないから
・ALISユーザーを増やせていない
・新しい技術やシステムがどんどん出てきている
列挙したら、売却したくなるような理由が大量にありました。
(;´∀`)
順に説明していきます。
・コインエクスチェンジがヤバい話を以前から耳にしていた
コインエクスチェンジが閉鎖したことは、驚きましたが、やっぱりな、と思う部分もありました。
取引所の利益の低さや、トレーダーの印象、とある場所の会話等から、そう遠くないうちに撤退してしまうだろう、という感じですかね。
・ALISトークンは、流動性が低く、保有リスクが高いから
ALISトークンを1万枚以上持っていると、好きなときに売れなくなるんですよね。
しかも、売るときは大体「-10~20%」の価格です。
その上に「クリプトピアGOX事件」のような盗難、暴落がまた起きたりする可能性は十分にあるので、流動性の低い暗号資産を持つのは、やはり大分ハイリスクだなぁと感じています。
・以前、ALIS運営が誰かに20万ALISぐらい(?)を報酬で渡した
ALISに対して、かなり不信感を抱いた件。
ALISトークンのホールドをやめた、決定的な要因その1。
ALISコミュニティでは、あまり騒いでいた印象はなかったように思えますが、これがマイクリコミュニティだったら、大炎上ものだったと思います。
なぜ、流動性が低くて「価格の維持が危険な状態」のものに、さらっと、20万ALISぐらい渡しているんですかね……。
確かに、運営が保有する3600万枚ぐらいのALISトークンは、自由に使えるのかもしれませんが、自由に使えるからといって、自由に使っていいというわけでは無いのかと。
少なくとも、20万ALISぐらい配るなら、20万ALIS売却されても価格が一切変動しないぐらいの流動性にしてからでお願いしたいです。
(それと、事前告知+ロックアップの説明もして欲しいかなー)
・毎日ALISトークンが発行される
サイトの発展と、コミュニティの維持のため、という理由はわからなくもないですが、まともな解決策(発行分のトークンに対する価値の向上)が用意されないまま、1年以上放置なのは、投資家の視点では、かなりいただけないです。
この点は、ホワイトペーパーに(多少)書かれていることですが、肝心なエコシステムの作成の方は、未だに達成されておらず、かつ、まともな代行案は用意されていないので、投資は不適切と感じてしまいますね。
「ALISトークンの価値を上げるために日々頑張っている」と言われても、こういうところが疎かだと、私には妄言に聞こえてしまいます。
・ALISトークンを保有するメリットが全然ない
消費したくなるような要素はいくつかあって良いと思いますが、保有するメリットは、2年経っても殆ど無いですよね。
(基本的には)価格が上がるわけでもないし、報酬が増えるわけでもないので。
・ALISトークンを大量保有しているユーザーへの還元が見込めない
以前「ALISトークンを大量保有している人に、報酬を多くすることはない」という話を聞いたことがありますが、この点に関しては、そういう理念(現在の資本主義から離れて、努力する人や価値を還元する人に利益を与えるもの)があるなら、それはそれでいいかなっと思ってます。
ただ、そうであるなら、ALISトークンを大量保有する理由はないので、保有量を減らすべきだなと考えました。
・運営の投資家に対する考えが甘い
ここの運営は、投資家が辛い、苦しいと感じるようなことを何度も平然と行ってしまうのですよね。そして、その点に関しての共感がさほど無いし、特に改善される傾向もない。
数年見てきて、ずっとそんな感じだったので、これからも、そうなのかな? と……。
なお、聞けば「そういうつもりではない」という回答が毎回返ってきましたが、理解しているのであれば、なぜまた別方向から同じようなことをやらかすのかと思ってみたり。
(ここ最近は、多少改善されてきているのかな?)
・ALISトークンのプレセールより前に存在した報酬配布への対応に不信感
ALISトークンのホールドをやめた、決定的な要因その2。
トランザクションを追えば、その事実はわかるようになっているから、公開情報である、との説明だったかな。
無知で情報収集能力が欠けている「リテラシーの低い一般人」の私は、運営が公式発表してくれないと、わかりません。
わからないのであれば、そういった類の投資は危険なものに成りゆるので、ALISのホールドは止めておこうかな、と。
・ALISエディターのバグが未だに直っていない
数ヶ月前に出された要望とかが、以前として改善されていませんでしたね。
やはり、開発のリソース不足でしょうか。ALISの開発が極端に遅れていますよね。
以前「ALISの開発が遅れることはない」とAMAとかで聞いたことがありますが、極端に遅らせること自体が前提にあったのかな……。
・ALISトークンを国内上場させるのは至難だと思っている
いや、国内上場は無理だろ、って直感的に思う話。
上場費用(+維持費用)があまりにも高すぎる(その他の条件も厳しい)。
ALISのような小さな会社は、どんなに頑張っても、自分たちの従業員を食わせるのが精一杯なんじゃない? と思う今日このごろ。
革新的な技術や行動等があれば、可能性もあるかもしれませんが、やや停滞しているようにみえる現状と、運営の保守的な性質を見ると、今のままでは難しいのではないかなーと思いますね。
ただ、この点は国内規制の問題なので、仕方ないと感じたり。
いずれやってくるであろうチャンスに期待。
・ALISコミュニティが衰退していた
基本、ALIS運営は、コミュニティに対して自由を提供しますが、自由なだけでは発展はせず「徐々に衰退するよね」という感じ。そして、実際に衰退しました。
「ALISのコミュニティは優れている!」的な発言を聞いても、他の発展している優秀なコミュニティとエコシステムを見てしまうと、何だかなぁ……。
(ヽ´ω`)
・ALISトークンの価格がいくら落ちても、運営には責任が生じないから
責任感は、あるんじゃないかな、と。
でもね、それだけでは、互いの気持ちは伝わらないような。
・ALISユーザーを増やせていない
この辺も、結果からきていますね。
「信頼の可視化」も未だに実感できないし。
そして、いかに優秀な人物が集まっても、うまく動けないぐらいに現状(国内の暗号資産の環境)が厳しい状況であることも察したり。
・新しい技術やシステムがどんどん出てきている
ALISトークンのホールドをやめた、決定的な要因その3。
以前「ブロックチェーンの世界では、新しい技術がどんどん出てきている」と運営が語ったことがあるのですよ。
それを知らなかった私は、一旦ALISコミュニティから離れて、他のブロックチェーンコミュニティやエコシステムなどを体験しに行ったのですが、運営の言葉の通りでしたね。
ブロックチェーン業界では、次から次へと、革新的なものや、魅力的なものが出てきています。
それはもう、ALISトークンを保有する理由が全然わからなくなるぐらいに。
この業界の未来には、大きな夢が詰まっていますが、その反面、ALISが置いていかれているようにも感じてしまいました(泣)。
○ トークン保有の解決策について
批判だけではなく、建設的なことも、ちょこっと記載。
私のようなホルダーの離脱を防ぐには、ALISも大きく変わらないと無理なんじゃないかな、と思ってます。
私がALISに望むのは、おおよそ以下の通り。
これらが多少達成されたら、またALISホルダーに戻りたい、かも。
・ユーザー数の増加
・代行案を用いて、壊れたエコシステムの改善
・ニーズに沿ったシステムの実装
・投資家の心理を十分に汲み取る
・ALIS経済の強化(経済圏の拡大)
・ALISトークンを保有するメリットの作成
・ALISエディターのバグの修正
・ALISの収益作り
・トークンの保有リスクの改善
・トークンの流動性の強化
・ALISコミュニティが発展を続けるようなシステム作り
・運営とコミュニティの積極的な交流
・コインエクスチェンジの代わりになるような分散型取引所の用意(or 国内上場)
ALIS運営が現状維持(キャッシュフローの健全化とか)に徹しなければならない状況もわかっているつもりではありますが、どこかで攻めに転じないと、新技術、新勢力に飲み込まれて、呆気なく終わってしまうのかな、と感じた次第です。
この界隈は、そう考えてしまうほどに、著しい発展を遂げているのではないかな。
以上、ALISの投資と未来についての一意見でした。
ALIS自体は大分好きなので、これからも頑張って欲しいと思っています。