こうしてALISの記事を書くのも随分と久しぶりな気がします。
先日の記事に上げさせていただいた通り、人生2回目の白内障にかかりまして、
先日手術を受けてまいりました。
今回はちょっと手術前後の写真を撮っておこうと思って残してあるので、目元だけ張ってみようと思います。
手術前日
この写真を撮った時に明らかに左右の目の大きさが違うってことに気が付きました。比較的大きく開いている方が手術をする左眼です。左右対称だから見た目で右側が左目。わかりにくいですね。
おそらく先に右眼の手術を受けた結果、左目がメインで使われ、右目を開ける必要があまりなくなり、瞼が重くなったような気がします。大分バランスが悪いですね。
手術当日
完全に憔悴しきってる感のある手術後すぐの写真です。左眼に眼帯をしているので、目の開け方がよくわからなくなってます。
あんまり頑張って目を開けて、手術した側の傷口が開いても困りますし。
手術翌日
手術翌日に眼帯を取った後の写真です。どっちの目もあんまり開いてない。
手術で入れたレンズとか確認できるのかなと思って取ってみたのですが、まったくわかりませんね。
手術を受けて変わった事
老眼になりました。
これは白内障手術の仕様で、目の中の水晶体を吸い出して人口レンズをはめ込むためピント合わせができなくなり、どうしても遠くを見えるようにピント調節すると、近くが合わなくなる。大体30cm以内はぼやけて何が書かれているのかわからない状態です。
今までも半分老眼だったはずなんですが、片目が見えていればそんなに違和感なく暮らせていたんですね。それが両目になったので一気に「見えない」っていう実感がわいてきました。
はい。そこで医師の勧めもあって老眼鏡を購入することにしました。
奮発して4つも購入してしまったわけなんですが、
左上は直射日光を防ぐためのサングラス。
右上が普通の眼鏡タイプの老眼鏡。
左下が東国原タイプの鼻のところにかけることもできる細長タイプの老眼鏡。
右下がハズキルーペ的なやつです。
ちなみに全部100円です。左下の老眼鏡についてる紐も別売りで100円でした。
一番よく見えるのはハズキルーペ的なやつなんですが、つけ外しが超絶面倒くさいので、今は東国原タイプに紐をつけて使ってます。
老眼になって思った事
スマホを使うのがめんどい。
要するに、スマホ以外に手元にピントを合わせる必要ってほとんどないんですね。
裸眼でPCの画面はピントが合うわけなんですよ。でもそこからスマホに目をやると、いちいち老眼鏡をつけないと見えない。
そして、老眼鏡をつけると遠くにピントがあわないので、PCの画面が見えないわけです。つまりスマホレスの生活にすれば老眼鏡はほぼ必要ないんですね。
つまりお年寄りにスマホってめっちゃ重荷なわけですよ。
これからのガジェットの進化のヒントがこの辺にあるような気がします。
ちなみに、スマホにピントが合わないといっても、全然見えないわけではないんですね。まず電話は普通にかけられます。文字が大きく表示されるので大変見やすい。
次にゲームなんですが、最近やっているユビホルとかだったら全然できます。
画面凝視する部分全くないですからね。
マイクリ、ブレヒロは文字が大きいので同じく大丈夫。
クリスペはカードをそもそも知っているので何とかなる。
ナイトストーリーとジョブトライブスはもう無理って感じです。
パラメタの数字が小さく表示されちゃっているので、ちょっとなんて書いてあるかわからない。
最後に漫画アプリがもう完全に無理。
漫画アプリ用に作成された縦読みのやつは文字が大きく表示されるので、まだいけないことも無いのですが、単行本をアプリで表示するタイプはもう完全に無理。
そもそも、紙の単行本の文字も見えないんですけどね。
まあ、紙の漫画を読むのであれば、老眼鏡をつけて数分~数十分同じピントでいられるのでよいのですが、スマホは空き時間にぱっと見てぱっと閉じるような特性があるので、そこに「老眼鏡をかけるアクション」が挟まると、けっこうしんどいというか腰が重くなります。
今回の結論
・白内障手術を受けると老眼になる。これは仕様なので仕方がない。
・老眼にスマホはしんどい。老眼鏡かけるの面倒。
・でも画面の大きいスマホは重いし持ち運び不便。
・後期高齢化社会なのにスマホ周りの文化が全く若年層向けに寄せて発展していることを再認識してちょっと驚愕。
・あんまり目をこすったり書いたりしてると白内障になっちゃうから気を付けよう。
本日は以上です。