まずはご報告から。
投げ銭をこすもす様、DAIちゃん様、Taka様、IMAKARA様、shum様、NFT神太郎様、KTAG様に頂いておりました。
皆様、ありがとうございました(何度も頂き回数の合わない方もおられますが、また書きますのでお許しください)。
前回の以下の記事を書いて、しばらくして思ったことです。
この記事で書きたかったことを画像にまとめると、こんな感じ。
自分では割と力作というか、時間をかけて気合を入れて書いたつもりでしたが。
以前に書いた記事ほどには「いいね」を頂くことはできず……いや、そういうことを思ってしまうってのはちょっと嫌らしい話ですけど。
これって、やっぱカテゴリを『教育・子育て』にしたからなのでしょうか?
私もそうですが、このカテゴリだと「子供がいない」か、または「教育関係の仕事ではない」人には「関係ない」と思われがちですもんね。
(……って、それでこのカテゴリで記事を書くってのもどうなのか?)
ただまぁ、現実的なことを言えば、場所って結構大事だったりします。
お仕事の場合だと「どんなに一所懸命がんばっても、それがニーズのないところだったらお金になりにくい」っていうのがありますから。
この話の例で私が良く使うのは、美容師さんという職業ですね(美容師さんには申し訳ないですけど)。
日本人の髪の毛の性質はタダでさえ扱いにくいものでかつ、今は供給過剰でものすごい競争が激しいから常に腕を磨いているというのもあって、日本では高いスキルを持っている美容師さんはたくさんおられます。
しかしそんな実力のある美容師さんでも、日本では多額のお金を稼ぐのが非常に難しい状態なんですよね。
その最も大きな理由は、先ほど触れた供給過剰です。
日本人の総人口もですが、少子化でお洒落に興味を持つであろう若い人はさらに減っていますし、さらにその世代の若い人が比較的お金を持っていないというのもありますし。
ところがこれがアメリカだと、日本の美容師さんのテクがあれば多額のお金を稼げるそうです。
それも何と、シャンプーテクだけでもイケるほどなのだとか。
何でかというと、それは国民性という話で終わると思いますけど、アメリカ人てやっぱり良く言えば豪快、悪く言えば雑な人が多いとのことで。
だから「日本はもっと英語の教育に力を入れるべき」っていうのも言えると思うのですが、それと同時に「横の動き」っていうのもちゃんと教えておいた方が良いのではないでしょうか?
この場合の「横の動き」は、場所(=空間)です。
(横というか、もっと正確に言えば西ですけど)
ニーズのより大きい場所に動く、という話ですね。
また、この美容師さんの例では国を変えましたが、もっと小さい話で言えば「それまでに得たスキルを他業種で使う」ということもあります。
上記リンク先の記事内では、この「横の動き」の別の例を娯楽作品『全裸監督』で挙げた記事にリンクしていました。
英語教材のトップセールスマンだった村西とおる氏が、そのスキルをAV監督で発揮し大成功するというお話ですが、これも他の業種に移動する「横の動き」なんですよね(他の業種というかカタギからヤクザな世界への横断とも言えますので、あまり良い例ではないですけど)。
というわけで、そろそろ結論です。
タイトルの三船の才(三船の誉れ・公任の誉れ)というのは「藤原道長が漢詩・和歌・音楽が上手い人を船に乗せて川遊びをした時に、その三つとも達人の藤原公任が○○の船に乗った」とかいう話です。
横の動きを意識せずとも良い天才っていうのはいるところにはいるもので、この時代の藤原公任がそういう人に相当するわけです。
この話は確か高校の古文の授業で学びましたが、その時の結論は「やっぱ藤原公任はすごいね」で終わっていたような気がします。
……って、もしかしたら、私がきちんと学んでいないだけかもですが。
しかしその場合であっても、ここで書きたかったような「横の動きって大事なんやで?」みたいな話は一切、出てきてはいません(これだけは断言できます)。
だから古文を単なる教養として学ぶのではなくて……という、以前書いた以下の記事と同じ結論になってしまいました。
こちらもよろしくお願い致しますm(__)m