今回は、裏の話というよりも、単なる愚痴ですm(_ _)m
愚痴というか、駄文かな?
表の記事で貼った動画ですが、あれは夫に勧められて視聴させて頂いたものでした。
その時に、夫に以下のように言われていました。
「西野氏のラグジュアリーの商品の話はすごい! 是非視聴すべきだ!」
で、視聴させて頂いた率直な感想は「ラグジュアリー自体の話は私の方がすごいやん」でした。
(それまでに私は、夫に「ラグジュアリーとは本質的な価値のある商品である」という話を何回かしたことがありましたが、それを聞いていなかったか覚えていないか、だったんですね)
ただここで言っておきたいのは、私が西野氏に勝っていたのは「ラグジュアリー自体の話」しかありません。
つまり、ラグジュアリー自体の話ではなく売り方の話であれば、確かに非常に勉強になったわけです。
というわけで、夫から「お前はラグジュアリーそのものには詳しいが、売り方には詳しくないから勉強になるだろう」と言われていたら、確かに勉強になって良かったなーという感想になっていたと思います。
と、ここまでで言いたかったのは「言い方一つでここまで違う」ということではありますが。
「だから言い方って大事だよねー」という結論ではありません。
何故、この言い方になったのか?
その理由は、夫が私を「うっすら小バカにしているフィルター」で見るからです。
何故、そのような目で見ているのか?
夫の父である義父は、九州男児だったからです。
とはいえ、義父は長男ではない上に人柄の良い方だったので、義父や夫から非人道的な扱いを受けたことはありません。
ただし考えが古いので女性を全般的に過小評価する傾向があることは確かですし、その上私のキャリアは社会的な成功とは無縁の無能者でしたので、それなりの認識というか評価だったのではないかと思います。
私も夫も、以下のことは十分知っており、かつ実践できているつもりですが。
◎情報とは「誰が言ったか?」「どういう言い方か?」よりも「その情報は何か?(=情報の中身)」が最優先されるもの
それでもやはり、前者の「誰が言ったか?」「どういう言い方か?」に引き摺られることがあるのです。
今回の場合は「私という女でかつ職歴しょぼくて社会的に成功していない人の言うことはしょぼいに違いない」と夫が無意識にそう思った、という話でした。
ならばそれを夫に指摘すれば良いじゃないかという話になりますが、指摘するとその時は「次から気を付けます」になるけど、また同じことをするんですね。
だから、言うだけムダなんですよねー。
と、ここまでは単なる愚痴ですが。
これをムリヤリ情報として何かに役立てようとすると、以下のようになります。
「あやしき下臈なれども、聖人の戒めにかなへり」
吉田兼好の徒然草、第百九段『高名の木登りといひしをのこ』に出てくる文です。
これは、木登りの名人という男が「失敗は安全な所になって、油断するから起こる」と言ったことに対して、兼好法師が「身分の低い者の言うことでも、聖人の戒めにかなっているものもある」と高く評価したというものです。
夫には是非、この兼好法師の姿勢を見習って欲しいもんです。
(とはいえ、私にもきっとあると思うんですよね。
この「うっすら小バカにしているフィルター」が。
私自身、気付いていないってだけで、どこかに。
……って、そういえばありましたわ、ここにも。
「だから、言うだけムダなんですよねー」って。
……これはダメですね。注意しなければ。汗)