ニュースを見ていると「老後破産」という言葉をよく見聞きするようになった昨今、色々と複雑な気持ちになる1000akiです。
長寿って本来喜ばしいことのはずなのにお金がないが故に困窮して残りの余生を過ごすとか辛すぎるんですけど。
(老後の資金については以前なんとなく試算してみたので興味のある人はどうぞ。)
そんなことを考えていたらWEBライターの仕事で「老後資金でなんか書いてよ」というザックリした依頼を懇意にして頂いているクライアント様からもらいました。
そんな雑な依頼アリなのか?と思いながらも自由に書けるのはラクちんなので快諾。「老後資金を準備できなかった」「老後の生活費の足しにできる仕事」をテーマに10記事ほど納品してきました。
今回はその記事を作成するにあたって感じたことをつらつら書いていきます。
もうホント根本的なところから。
そもそも今現在で老後と呼ばれる人は果たしてネット記事を見るのだろうかという疑問をずっと持って書いていました。
疑問を持っていようが僕自身は報酬がもらえればそれで良いので淡々と書いていくだけなのですが…
デジタルネイティブ世代と呼ばれる人たちが老後を迎えたらまた随分と様変わりするんだろうかとも思ったりしつつ、老後破産だったり困窮している人のニュースを見ていると「1日数百円で生活」とか「風呂湧かせるのが数日に1回」とかそんなのが目に入ってきて。
そこまで末期な人は世代に関係なく手の施しようがないだろうというのが正直な感想。通信端末を保有しているのかすら怪しい。
グッバイ人生、ハロー路上生活。
多分老後でも働きに出てお金を稼ごうと行動できる人は末期ではないはず。
単に働いていたい人もいれば、事情があって準備していた資金が飛んでしまったなど様々かと。
とはいえ、明らかに老後と思われるのに身なりがきちっとしていてハキハキ丁寧なコンビニ店員さんを最近よく見かけるようになったんですけど、ネーム見てみると「トレーニング中」の文字が。
目にする度に延長雇用(再雇用)を終えてもまだ働いているのかと感じたり、元々バリバリ働いていた人なんだろうなぁ…など色々思うところはあるのですが今後はそういった人が増えてくるんじゃないかと。
ビバ高齢化社会。
そんな中、老後の求人を調べてみると思いのほかたくさん出てきてビックリ。多いのは「清掃員」「ポスティング」「事務員」「運転手」「調理補助」などなど。
年齢の上限が70歳とかで引かれていることも多かったところを見ると、そこまでは働きに出れば良いけど70歳以降は老後の生活費の足しをどうやって作るの?と思わざるを得なかったです。
副業が盛んなこのご時世、クラウドソーシングも活発なので働きに出るよりもこっちの方が稼げるのではないでしょうか。
前述してますが、老後困窮している人がネット環境完備されているのかっていう問題はおいておくとして。
さらにはクラウドソーシングを利用するにあたっても「パソコン詳しくないし」という意識を持っている高齢者は多いことかと思います。
本業のITエンジニアをしていてると、システム導入の際に「苦手だから」と口にする高齢クライアントを見ていると、まだ現役なのにコレか…という気持ちを失礼ながら持ってしまいます。
そうは言ってもクラウドソーシングサイトも総合的な案件を扱っているものから専門的な案件までと多岐に渡っているし、何より老後に働くうえでネックとなる年齢制限が無いのは魅力的かと。Amazon、ヤフオクでのせどりも健在なので検討したいところ。
軌道に乗るまでは安定的に稼げるよう働きに出つつネットビジネス、そこまで困窮していないからネットビジネスのみに専念などなど働き方も多様。
稼いだお金を投資に回すのもアリだと思いますが、ろくに勉強せずに始めるのはギャンブルでしかないので気を付けないとマズそう…現役で働いていれば溶かしても稼いで取り返せますが老後じゃそうもいかない、まして困窮しているのであれば尚更。
とはいえ、体力的にも健康的にもいつまでも働き続けられないのはネットも同じなので不労所得を用意したいのが本音ですよね。
今回ライターの仕事を受けて老後からでも稼ぐことが可能なことは理解したものの、付け焼刃じゃないですが応急処置みたいな感じは拭えないです。
やはりきちんと老後を迎える前に備えておくことが最善であることを再認識。
悠々自適なシニアライフを送るためにも働けるうちにガッツリ稼いでおきたいと思う今日この頃でした。