昔からそう思ってしまっていた。
善良な市民の善意の寄付金、募金はちゃんと届くべき者へ届いているのか?
国民的イベントと化した24時間テレビ…その頃になると募金を呼び掛ける人たちが街角に並ぶ。その多くがボランティアで協力する人たちなんだろうけど、時々疑う気持ちが浮かび上がる…この集まったお金はちゃんと困ってる人たちに届けられるのかなって。
イタリア赤十字社がコロナウイルス対策のため仮想通貨(暗号通貨)で寄付を募っているようです。
ブロックチェーン技術を利用した仮想通貨は、その全てのお金の流れを記録に残すことができ、改ざんがほぼできないとしたシステムだ。寄付で集められたそのお金がどこへいつ渡ったかを記録している…その透明性は寄付や募金活動において大きくプラスになると思う。
またアナログ的な募金に比べて、デジタルなブロックチェーンシステムはいろんなものを飛び越えてしまう。
時間のロスを無くす。思った時にすぐに届けられる。
場所の移動を無くす。地球の裏側でもすぐに届けられる。
接触のリスクを無くす。まさに今…人と人の接触を避ける時でも有効。
先日書いた“DTC”にも通じる。
ダイレクト・トゥ・コンシューマー、直接に必要としている人に届ける仕組み。時間と場所と接触のリスクを超えていくことができるのがブロックチェーンなんだと思う。
コロナウィルスは、世界的に大き過ぎるダメージを与えることになるのだろうけど、そこから学びテクノロジーを駆使した新しい仕組みを作り上げることで人はまた生き続けることになるのだと思う。