米国MIT発のブロックチェーン、アルゴランド(Algorand)の日本語情報サイトが始動しました。オフィシャルではなく、日本担当アンバサダーが主導する形を採りつつも、ボストンを拠点として開発を主導するアルゴランド・インク、そしてシンガポールの拠点を置くアルゴランド財団との密な連携体制を構築し、日本市場に向けたタイムリーな情報提供が始まります。
また合わせて4月に東京で開催されるTeamz Blockchain Summitへの参画も正式に発表されました。スピーカーとして、アルゴランド財団のタル・ラビン研究部長が来日予定。またサミット前後にはアルゴランド独自のミートアップも複数開催予定です。
2020年に入ってから、欧州のモネリウム(Monerium)によるアルゴランドを利用した電子マネーの発行、そして数日前に発表されたマーシャル諸島共和国の国家デジタル通貨SOVへのアルゴランド・テクノロジー導入など、世界規模で金融分野におけるアルゴランドの採用が進む中、日本においても金融分野へのアプローチが始まっています。
日本政府もデジタル人民元への警戒心を強めてきており、欧州とのCBDC共同研究の開始、そしてドル覇権を譲るわけにはいかない米国との協調路線へと舵を切ってきたタイミングでの米国系ブロックチェーンの日本本格進出は注目を集めそうです。
今後の展開としては、トップ大学との共同研究開発(グローバル大学プログラム)、メジャー企業との提携、アンバサダー・ネットワークの拡大、そして本丸のCBDC分野への取り組みなど、アクティブに活動していく予定です。
ブロックチェーンはいわゆる「業界」ではなく、あらゆる産業、そして日々の生活の隅々にまで影響を及ぼしてくる社会全体のプラットフォームとなってきます。そしてそれはローカルで完結するものではなく、グローバルなものになります。
アルゴランドが提唱する「ボーダレス・エコノミー」とは、情報だけではなく「価値」までもが縦横無尽に世界を自由に行き来する新たな舞台。ここで活躍したい皆様のアルゴランドへの参画をお待ちしております。
https://www.algorand-japan.com/