みなさん、こんにちは。Jimmyです💪
今回も僕の得意な長文なので、最初に結論をお伝えします。
我々ALISチームは以前からお伝えしているように「次のWeb」を代表するサービスを作るという方向性がぶれることはありませんし、その過程を応援してくれているALISISTA(暗号資産ALISの投資家を含むalis.toユーザー)にしっかりと価値を返すことを目標に置いています。そして、現状の企業向けサービスは順調に進んでいます。
alis.toの開発に手を回せていないことでご心配をおかけしてしまっている現状もあるかと思います。詳細はこの記事で詳しく解説していきますので追加質問などがあればぜひご連絡ください。(回答スピードが早いのはDiscordです)
ALISを最近始めたという方向けに、以前共有した「ALISのこれからの方針について」でお伝えしたことを短くまとめます。
ALISが目指しているゴールは、「次のWeb」を代表するサービスを作って、信頼の可視化で人のつながりをなめらかにするということです。また、ALISのプロダクト、エコシステムの全てをDecentralizedな形で指向し、それを世の中に広めたいことです。しかし、プロジェクトとして生き残るため、2年後、3年後、5年後、それ以降を俯瞰し、ALISの継続的運営&トークン価値向上をいかにして達成するかを思考した結果、企業体力を付けておくことは理に適った施策と考え、企業向け活動を始めました。当時(今も)の状況下では、様々な規制もあってあまりにも環境のマイナス要因が大きいという理由でそう判断していました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
たまにalis.toを捨てたのではないかという質問もいただきますが、我々はやめるつもりは一切ありません。仮にalis.toをクローズしたければ、規制やコロナを言い訳にしてやめているはずです。
ALISユーザーは他のサービスと比較し、運営チームの活動に対して意見・批判をはっきり言ってくれます。この特徴は我々も大歓迎しています。しかし、最近は根拠なく不安をあおる投稿や誹謗中傷に近い感じの批判をしている人もいます。
ALISのこれからの成長にとって「投資家を含むALISコミュニティ」が重要であることは変わりありませんが、それは「より良くしたいと期待し、建設的な意見交換ができる場合」に限ります。言い方を変えれば、根拠のない誹謗中傷や営業妨害に対して我々は相手をしないということです。そして、このような対応に工数を割くことをALISISTAが良しとしないことを我々は知っています。
alis.toの成長(ALISトークン価値の向上を含む)、国内取引所上場等を実現するために今、我々は企業向けサービスに注力しています。企業向けサービスとalis.toのための活動を別々として考える人もいる気がしますが、同じです。企業向けの活動はalis.toのために存在します。もう少し詳細をお伝えしましょう。
いつになったら企業向けサービスの目標を達成したと言えるのでしょうか?我々は「企業向けサービスの利益を継続的にalis.toに配分可能な状態」の実現であると考えています。
「お金を稼ぐ」→「(お金がなくなるまで)alis.toに集中」→「お金を稼ぐ」というやり方は非効率的でリスクも高いです。並行して工数を割くよりも会社として1つずつ注力していった方が効率的です。企業向けサービスの実績を増やすためには株式会社ALISの知名度や信頼、実績が必要だからです。そして、企業向け活動でのマネタイズが軌道に乗ったタイミングで従業員を増やし、「alis.toの開発」と「企業向け活動」を両方同時にできる兼任体制を作って行くことを目指しています。
この方法が最終的に最も大きな価値を創造できると確信しています。
当初ALISチームは「ブロックチェーンについてのコンサルや開発支援」を企業向けに提供していました。しかし今はそれを「デジタルトランスフォーメーション(DX)」にスコープを当てて実施しています。企業向けサービス活動を通じて、ブロックチェーンを導入できる状態にない企業が多く、本質的には顧客の課題解決こそが提供価値だと考えたからです。結果としてスコープをDX(デジタルトランスフォーメーション)に広げていますが、DXにはブロックチェーンももちろん含まれます。実際にこのピボットによって企業向けサービスの成長速度が上がりました。
多くの方が気になる情報だと思うので、公開できる範囲で記載します(実際の取引金額や内容の詳細を記載することで機密情報の推測が可能になってしまうため、その点はご理解ください)。
・2019年度(2019年4月~2020年3月):ラーメン代稼ぎ達成
ここで言うラーメン代稼ぎとは、スタートアップが起業家の生活費をギリギリまかなえる程度の利益を上げることを指す。
・2020年度上期(2020年4月~9月):昨年度1年分の売上を半年で達成
・2020年度下期(2020年10月~2021年3月):さらに売上は拡大見込み
・戦略的に各業界で売上がトップ5以内に入る企業をtop-tier企業と定義。top-tier企業の事例創出に注力し、量よりも質(顧客価値の大きさ)にフォーカスしながらDX事業を推進中
・事実、これまでのパートナーや取引実績の約8割以上がtop-tier企業
・また、取引先企業からの紹介ベースで引き合いも増えている
「まだ半分?」と思うかもしれませんが、一つのプロジェクトから同企業内の他の大きなプロジェクトが生まれることもあるため、今50%だから後倍の時間がかかるというわけではない点、ご安心ください。このあたりは企業対企業の信頼構築に近く、目標金額を達成できる関係ができる見込みがあれば、事前に目標を達成とし、採用も積極的に行う予定です。
現状はまだ時期をお伝えすることはできません。予想しづらい中で、下手に期待を持たせてしまうのも誠実ではないと考えているからです。しかし、企業向けサービスが順調に進んでいるおかげで最近は少しずつ開発チームの手が空きそうな状況も見えてきています。もしかすると今後いきなり機能をリリースすることもあるかもしれません。実際、今も少しずつ新しい機能開発や改修に着手し始めています。
上記でお伝えした企業向けサービスの目標達成スピードを上げるためにはALISが「DX事業をやっている」ことを企業向けに知ってもらうことが必要です。また、開発チームの工数を使わない形でマネタイズできればそれに越したことはありません。そのため、「DX情報サイト」を作ることにしました。詳細は近日中にプレスリリース等も出すのでお楽しみに!
「工数はあるの?」「お金を使えるの?」と突っ込みたくなる方もいるでしょうけど、このサイトは経済産業省「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の採択事業として行われます。費用は助成金でカバーされています (詳細)し、また、開発も外注しているのでご安心ください。
また、上記の公開にあわせてALISのコーポレートサイトもアップデートします。メッセージは企業向けにフォーカスしたものになりますので、このサイトを見て「ALISチームはalis.toを見捨てた」なんて思わないでくださいね👍
大事なことなので何度でも言いますが、企業向けサービスの成功は全て暗号資産ALISの価値向上とalis.toの成長のために存在しています。
ALISチームの正直な気持ちとしては、企業向けサービスがうまくいった時はもっとALISISTAのみんなと一緒に喜びたいです(機密情報が多いためそれが難しいことも理解しています)。また、まだ実際に決定したことではありませんが、将来的には企業向けサービスの売上・利益が上がるほど暗号資産ALISの価値向上につながる制度も実現したいと、チーム内では良く議論しています。
長くなりましたが、本記事ではALISの現状について説明しました。具体性に欠けると思う方もいるかもしれませんが、「言いたくない」ではなく、はっきりしていないから「言えない」のです。
変わらないことは、ALISを一緒に盛り上げてくれるALISISTAへの価値還元を、常に最優先で考えているということです。この話に限らず、今後ALISとして継続成長の土台を整えた後は、そこで獲得したリターンを全力でALISトークンの価値向上やalis.toの成長に繋げていきたいです。
長文を読んでくれた方ありがとうございました。
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