トークンの定義
まず、全ての「トークン」のという言葉を「電子ゴミ」という意味に置き換えて考えた方が傷つかずにすむでしょう。「トークン」=「金銭的価値があるもの」と捉えると途端に苦しくなるケースが多いように思われます。というのも「トークン」という言葉は、ありもしない実態や、ありもしない価値を、あたかも存在しているかのように見せかける事に非常に長けた言葉だからです。記憶にも新しい2017年、2018年は巷に「〇〇トークン」というものがたくさん出現しましたよね。もちろん、世の中の全ての「トークン」が「電子ゴミ」というわけではないですが、その前提で動いていた方が精神衛生上はよろしいかと思います。
紙幣ならハイパーインフレになって価値が無くなると「紙くず」=「ゴミ」になるわけですが、トークンのはただのデータ上の残高に過ぎないので、価値が無くなると「電子ゴミ」=実物のゴミにすらなれないゴミ以下の存在となります。紙幣とは違い可燃性のゴミを出さないという点で地球環境に優しく、ゴミの中ではエコの部類に入るのでゴミ界の中ではエリート的な立ち位置なのではないでしょうか。
念のため言っておきますが、別にALISが「電子ゴミ」と言っているわけではありません。あくまでも、「トークン」という言葉の私の解釈や考え方の一つを述べてみました。
次に
ALISトークンは実際どうなのか?
ここからは、あくまでも私独自のALISトークンに対する考え方です。ALISトークンとの向き合い方といいましょうか。その点で、多くのALISユーザーと私の考えはかなり違うと思います。その点は予めご了承ください。
@ALISさんがこの記事で、alis.toは徳を積む場と書いていますが、私はalis.toは徳を積む場で、ALISトークンは積んだ「徳」を目に見えるように数値化してくれるツールのようなものだと考えています。
ALISトークンは色々な使い方がありますが、私が個人的に思うALISトークンの利用法の1つは、貯まった「徳」を数値化してくれるツールとしての使用法です。数値化する事で貯まった「徳」を可視化出来るようになります。所謂、「信頼の可視化・徳の可視化」ですね!
例えば、私が現在貯めた「徳」は
今、私の「徳」は618ほど貯まっています。
ここで、「徳」を貯める流れを説明します。
徳を貯める流れ
①何かをしてALISで記事を書いて報告する。
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②その記事を読んでいいねと思ったALISユーザーが、その記事にいいねを押す
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③結果、記事を書いた人も、記事にいいねを押した人も徳が貯まる。
ALISで書く「何か」は何でもいいんです。情報発信でも、趣味の日記でも何でもいいと思います。ALISは「徳」を貯めるプラットフォームなので、ボランティア活動系の行動とも相性がいいはずです。例えば、今はコロナで街には出れませんが、街でゴミ拾いするとか、困っている人の手助けや、あまり知られてないボランティア活動をするなど、色々あります。それをALISで記事に書いてALISユーザーに報告することで、いいねがもらえ「徳」が貯まります。
また、記事を書く以外で「徳」を貯めたい人は、AvacusでALISトークンを使ってAmazonで買い物をしたい人の代わりに買い物することによって「徳」を貯める事が出来ます。
他にも、もし仮にALISが国内上場した場合には、ALISトークンと日本円を交換したい人に対して日本円でALISトークンを買ってあげれば「徳」が貯まります。ICOでALISにイーサリアムを入れた人たちもこれに近いと思います。ALISプロジェクトをやりたかったALIS運営に対してイーサリアムを渡して応援することにより、応援した人たちには運営に渡したイーサリアムの比率によって「徳」が貯まったと思います。レートは1ETH当たり2000~2900の「徳」が貯まったと思います。そうです。「徳」はお金で買えるんです。
今回は記事を書いて実際に「徳」貯めた1例を見てみましょう。
Kohei Kawada@kwdcoin.ethさんはこの記事でかなり「徳」を貯められました。ALISから付与された「徳」とユーザーから投げられた「徳」を合わせると、この記事だけで現在5月1日時点で140を超える「徳」を貯められています。
このように「徳」を貯めるプラットフォームという触れ込みで一般層にalis.toが広まる事が出来れば、特に今のコロナ自粛でパワースポット的な場所に行きたくても行けない人たちの中で、パワースポット的な意味合いでバズる可能性だって無きにしもあら・・・いや、無いか。
色々書きましたが、現状のALISトークンはなかなか使い道が厳しいかなと。
(Yobitは論外)
せっかくAvacusでALISトークンを利用出来ても、ALISトークンを欲しがる人がいなければ、あまり意味はないかと思います。私もAvacusを利用した事がありますが、自身の割引率を最低にしてALISトークンでオファーを出しても3日間誰にも買われずやめてしまいました。ALISトークンを欲しがる人が少ない現状では厳しいと再認識しました。AMAで運営も、「今はいつalis.toの開発に取り掛かれるか分からない」と仰っていたので、とうぶんの間は大した変化も期待できないという事で、私のALISトークン利用法はしばらくこのまま、alis.toで貯めた「徳」を数値値化するためのツール的な使い方になりそうです。