厚生労働省の調査だと発症率(受診率)は日本だと6%と言われています。
一度も通院したことがない人や、引きこもってしまっている人、生活保護を受けている人、病院に一度もかからずに自死してしまった人などのデータが入ってないので実際の数値はもう少し上だと思います。
しっかりしたエビデンス論文等のエビデンスは今回は調査しませんが、10%~20%ぐらいでしょうか?
ネット検索で恐縮なのですが、下記の情報がありました。(あまりいい例でなくて恐縮です)
※細かい条件や回数は不明ですが恐らく1回のプレイと思われます。
黒ひげ危機一髪で、自分が刺した剣で黒ひげが飛び出てしまう確率が7.7%だそうです。
ガリガリ君や、チョコボールであたりが出る確率も4%前後との事です。
私はガリガリ君を人生で数本しか食べてませんが、あたりを出したことがあります。
また、私はTVゲームをよくしますが、ファイアーエムブレムなどのタクティクスゲームで敵からのクリティカル率1%を食らってしまって、ゲームをリセットした人も多いはず…
ただこれには少しうつ病とは違う視点が必要でファイアーエムブレムなどの場合はサイコロを振る回数がそもそも多いから起こる事象です。
年収1000万以上の人は上位5%と言われています。
年収800万以上で1000万以下が10%と言われています。
確率だけで見るとそんなに高くは無いように見えます。
ただ、うつ病は単体で発生しないことも珍しくありません。
何が言いたいかと言いますと、離婚や結婚、借金、交通事故やその他事故での身体障害からうつ病を併発する人も居ます。
発症しやすい傾向は確かにありますが、ストレスマグニチュードが高くなると誰でも発症の可能性はあるとされています。
一時的に発症する人も居ますが、長い闘病生活や入院生活に入る人も居ます。
もしかすると一時的にうつ状態になって回復している人は多いのかもしれません。
※暗い話が続きますが、お陰様で今では楽しく元気にやっています!
私はというと、大人になってから気づいたのですが、子供の時から典型的なHSPでした。
HSPは簡単に言ってしまうと繊細で気にし過ぎる人です。
他人や親の機嫌や、変な物音が気になってしまう。救急車や騒音のバイクが苦手などです。
他には私は両親や姉から、言葉を字面通り、真正面から受け止めすぎていると言われたことが何度もありました。
小学生頃に、大量生産、大量消費の問題や環境問題の事を知り、絶望感を覚え軽い抑うつ状態から無気力になり引きこもりなった事がありました。
また、私が生まれる前から両親がマイナーで世間では全く認知されていない新興宗教に入信していたのですが、私も半場軟禁状態に置かれてこのカルト教団に長年かけて洗脳されて、自分で考える能力を失っていきました。
カルトの定義をここでは、自助能力を欠損させるとしています。
名称は誠成公〇という団体になります。ネットではセレブ教団とか言われていますが、全然そんなことは無くて、結婚相手や仕事や居住地など、それを神託を受けて決定します。
貧乏な人ばかりでした。
基本的な教えは自己犠牲をして他人に尽くすことです。今でも思い出すと気分が悪くなりますが、真剣に取材される方が居られるのでたら、精神疾患持ちの男の主観で良ければインタビューも答えさせて頂きますが、何だかんだで今は禅とか仏教に興味を持っているので鞍替えしたとか、呪いを別の呪いで上書きしているだけなのかもしれませんね。
教義は、典型的なDV被害者を量産させる思想に思えてなりませんが、宗教批判が目的ではなく、うつ病がテーマですので、今回は割愛します。
土日は基本的にこの宗教施設で育ち、脱退したら不幸になると運命づけられていると言われ続けたり、疑う心は一番よくないとかいろいろ吹きこまれました。
教団内にはサクラなのかわかりませんが、実際にセレブ的な人が居て、この教団の教えを実践すると段ボール箱に詰めるくらい札束が余って余って仕方がないと半年に1回くらい言っていました。
そして、私は半場この教団に疑問を覚えつつもしっかりと洗脳されてしまい、いじめで居場所が無かったこともあり通い続ける事態になってしまいました。
いじめが原因で引きこもってしばらくすると母親が「いいかげんに学校に行け!」と暴れまわり、TVゲーム機のソフトを一部破壊されてしまったので、他のソフトが破壊されるのを防ぐために泣く泣く学校に行っていました。
当時の感受性が恐ろしく悲観的で無気力で帰国子女でところどころ日本語がたどたどしかったこともあり、男女問わずいじめの対象とされてしまい、学生時代はかなり暗雲としていました。
青春とかもう幻想物語でしたね。
ただ、高校生に入ると周囲と合わせれるようになり、中の良いゲーム友達も増えたりして、かなり救われました。
そして、その後も神託で決められた大学に行き、普通な大学生活を送りました。
その後、就職の際はリーマンショックで就活疲れもあり、たまたま受かった会社に入っても良いかを尋ねると、神託でその会社は良くも悪くもないと評価がされました。
平凡な人生が送れるならいいじゃないかと思った私はかなり上機嫌で入社したのを覚えています。
しかし、大卒で入ったその会社は残業時間が月に80時間を超える会社で毎日が納期の為、皆機嫌が悪くピリピリしていました。日照時間が少なくなる秋ごろから次第に不眠症になり、ミスが増えて、職場でポンコツ扱いされて、昼休みも働くように命じられて、
残業代は未払いで仕事をするように言われた挙句、
「社会は9割9分9厘こんなものだよ。北朝鮮じゃないだけ天国だろ?うちの会社はまだ緩い方だぞ」
みたいなことを言われ次第に
「お前のようなポンコツは辞めちまえ!…っといってもうちの簡単な仕事も出来ないお前はポンコツ過ぎて他の会社なら、なおさら仕事できないから結局うちが善意で仕事できない人間にも給料払ってやるよ」
と言われ続け、いよいよ私の精神は崩壊し始めました。
自己肯定感は下がりまくって自分の存在が迷惑に思えてきました。
「ひょっとして死んだ方がマシなんじゃないか?」
そんな疑問が拭えなくなり、1日中、希氏念慮が湧いてきました。怒りが自分で鎮火できないように希氏念慮は1日中続きました。
そして1日中、動悸が止まりません。心臓に小形の掘削機があるような感じでしたかなり不快でした。これが気になって眠れないのと、仕事が出来なくて申し訳ないとの自責の念が止まらず、ベッドに横たわりながら日が昇るのを何度も見ました。
完全不眠で数日たったある日、簡単な足し算が出来なくなり、文字も読めなくなり、異性に対する興味も完全に失いました。
「俺の人生終わった…」と思ったと同時に
動悸と希氏念慮が酷すぎるので流石に病院に行きました。
「典型的な適応障害…世間的に言うとうつ病というやつですね」
と言われました。
驚いて数秒間思考停止した後、
俺がうつ病なんかになるわけがないと思いましたが、事実不眠があったので睡眠薬を貰いました。
当時は自分で論理的に考える力が奪われてしまっていたので睡眠薬がキケンだ!みたいな話を鵜呑みにしてしまっていました。
このため、初めて睡眠薬を飲むときは錯乱していて、おかしくなったらどうしようと
飲むか飲まないかを逡巡しましたが、死ぬ覚悟で飲みましたが結局飲んでわずかながら寝れた記憶があります。
そして、寝れるようになると動悸が収まってきてきました。
※本記事は宗教を否定するものではなく、中には私が知らないだけで素晴らしい宗教や準宗教・ヒッピー文化などもあるということは認識しています。
また、私はただの凡夫で専門家でなく、論争も好みませんのでご了承願います。
今では本人が良いなら好きなものを信じればそれが幸せなんじゃない?という立場を取っています。
寝れるようになってしばらくすると属していた宗教教団への疑いは強いものになり、古今東西のあらゆる時代の宗教・哲学・心理学・スピリチュアルの肯定派と否定派の書籍や映像媒体などを閲覧しました。(といっても偏っているでしょうが…)
各宗教の批判は本記事の目的ではないので割愛します。また私は結構、一部の西洋・東洋哲学を面白いと感じるようにったとだけは記載しておきます。
中でも池田晶子さんという哲学者にかなり影響を受けて、22歳頃でやっと地頭で考える大切さに気付きました。
他にはグノーシス主義とかスーフィズムとか、禅、アビダルマコーシャ(神秘性を排除したロジカルな仏教)ヒンズー教やアージヴィア教、ジャイナ教なども面白いなとは思いました。
催眠学の父、エリクソンや、ユングなんかも独特で割と面白いなと思ったりはします。
しかしながら、昨今はこのあたりの話をする方は沢山おられますし、私はプロではないので、次回以降の記事で取り上げる予定などは特にはありません。
心理学や仏教などは少し話題にするかもしれません。
自分が属していた団体がうすうすカルトではないかと思ってはいましたが、それが確信に変わっていくとやはりショックを受けて、頻繁に嘔吐したり、食欲がなくなり、久々に会う人の大半に体重が激減していることを指摘されました。
はっきり覚えてないですが、1年くらい独自に研究し、迷った挙句、脱退を決意しました。
その過程で皮肉にも論理性が身についてVBA(プログラミング)に役立っているようにも思えます。
迷った理由は教団で出来た知人や友人と離れる事を思ってですが、
最終的には脱退してかなりスッキリして生きやすくなったのと感じました。
最近ニュースでも騒がれていたり、書籍でも色んな本があり、宗教2世って意外と多いのかなとも思っていたりしますが、私はあまりかかわりたくないのが正直なところです。
一時期は団体を恨んでもいましたが、しばらくしてやっと前に進めるようになりました。
この後、ネジ工場に一般就職し、再び体調を崩したため、障害者雇用に至り、割と満ち足りた生活を送れている次第です。
暗くて嫌煙される話だったかもしれませんが、本日も読んでいただきありがとうございます!
基本的には特例子会社やうつ病がメインなので本日はスピンオフ的な回と言う事で。