MENSA会員のビビンバです。
ブロックチェーンカードゲーム、「クリプトスペルズ」
3月ゴールドランク戦の環境考察をしていきます。
目標としてはゴールドランク戦に参加しなかった人にも楽しめる記事にしていきたいなと思ってます。興味がわいたらデッキ組んでランク戦へGO!
前回2月レジェンドランク戦の考察が好評だったので、気力があればこれからも続けていきたいと思います。
前回の記事は下からどうぞ
まずは白の強化!
義賊団の強化調整。
3/2/2 召喚時最大マナを増やす
↓
1/1/1死亡時最大マナを増やす
1マナの仕事量を超えてますね。
トールも発売されました。
8/8/6という強力なスタッツ。
召喚時体力8以下破壊つき。
体力8って大体とれちゃいます。
次に赤の弱体化
熱風の兵団の弱体化。
効果変わらず、1コストから2コストに変更。
先攻1ターン目からの理不尽や、後攻1ターン目1CS+熱風兵の理不尽。
かなり弱体化されてデッキから抜いてる人も多かったですね。
そしてゴールドカードが5枚追加されました。
ショパートは単純に緑強化。ラミィも義賊団とシナジーありますね。
逆に変わってないところで行けば
前月に引き続きまたサファイアで覚醒してしまいました。
2コスト最強の動きが確定して手札にあるため、2月ランクマッチはゴールドレジェ共にサファイアの覚醒2CSを使ったデッキが優勝してます。
Tierって何。英語で「層」。そうそうそういうこと。
カードゲームにおいて流行度や強さによるデッキの格付けです。
定義は実は曖昧だったりしています。独断と偏見が入り混じったりします。
Tier1が環境の最強デッキ。(複数あることもよくある)
その後Tier2,Tier3,Tier4,Tier5と続きます。
強すぎるデッキが存在するときは、TierSや、TierGODなんて呼ばれたりもしますね。結構稀ですが。
それでは独断と偏見にまみれたゴールドTierランクを発表します。
******************
Tier SSS:サファイア2CS緑
TierS:サファイア2CS緑(赤ずきん抜き)
Tier1:ランプ白,コントロール青
Tier2:アグロ赤,ミッドレンジ黒
Tier3:その他
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はい。最初からTierSSSとかいう提示したルールを無視するダメなブログです。
でもTierが振り切れてさらに上をいくほどサファイア緑は強いです!
赤ずきん持ってないは甘えです。Tierが1段落ちるといっても過言ではないです。現在の発行数23枚,2枚使えるのは選ばれし11人(一応レプリカはありますが…)。レジェンド級シルバーですね。6000円でもすぐ売れてます。
流行度でいうとかなサファイア限定なので対面する回数は少ないと思いますが、最強です。
Tier1に強化されたランプ白,コントロール青が続きます。
Tier2にナーフで理不尽な勝ち筋を失った赤,Tier上位デッキにカードパワーで負けてしまうミッドレンジ黒(主に9CS)が続きます。
対面で一番多いのはランプ白、赤青サファイア緑が同数くらい。黒が一番少ないって感じでした。人によってブレはあると思いますが。
では上位デッキの考察をしていきます。例によって全く持って許可を取ってないですが、公開されているところから上位デッキをかき集めてきました。
ゴールドランク戦二連覇したクリプトコアラ様のデッキを見ていきます。
コアラさんのtwitterはこちら!
名前絵文字にすると文字化けするんですね。
サファイア2CSにより序盤最強。ゴールド採集やパンダの釣り師でリソースも途切れず、全体除去の返しで盤面も広げることができます。
サファイアギルドシルバーである、希望の奪還者赤ずきんはエルフが並ぶこのデッキでは相性がいいですね。相手のエルフにも反応することからミラーでは必須カードだと思います。何度も言いますが、赤ずきん持って無いは甘え。
ではここで前回コアラさんが使用していたランク優勝デッキと見比べてみましょう。
3月はリーズ長靴リーフのボトルセットが抜けてますね。
空いた枠にシーサーペントやショパートホルスなどの2コストが採用されています。
この理由について深く掘り下げていきます。
理由1:ランプ白の大流行。
対緑最終兵器「ホーリーボルト」が飛んできます。
後攻マナクリスタル2CSに間に合う唯一のカードです。
つまり安易な2CSが許されません。相手が引いているか引いていないかはわかりませんが、他の2コストの動きを優先したくなります。そこで、赤ずきん,ホルス,ショパートと2コスト枠が増えたのだと考えられます。2CS自体は中盤でも+遠吠えや+黄龍でいくらでも使い道があります。
そして、白の挑発を突破する手段として、黄龍で上から取るという動きが一番強いです。黄龍を引けない場合、横に広がったエルフを強化して不利トレードしていくしかありません。そこでシーサーペントを採用することで、シマリスクやモーショボーと合わせて黄龍のように上から挑発を突破していくことが可能となります。
理由2:不利対面がなく、五分のデッキが同じサファイア緑しかない。
サファイア緑に勝てるのはサファイア緑だけです。
ミラーで大切なのは、いかに有利な盤面を作るかだと思います。(だからこそ赤ずきん無しは甘え。)
そのため後半の爆発力が上がる緑ボトルセットを不採用にしてミラーに強い魂なき兵士を採用していますね。
環境を読み切って、最強デッキをさらにアップグレードさせています。
恐るべしサファイアギルドマスター。
上のデッキには採用されていませんが、スカーレットの苦悩を採用したサファイア緑も一定数いました。
スカイガルドやアーケロンが主な対象。2コストで小回りが利く良いカード。
最終レート6位のちびちゃさんのデッキ。
ちびちゃさんが自身で解説しているので、詳しく知りたい方はそちらを参照してください。
ミネルヴァがトールになってますね。純正ランプ白といった感じのデッキ。8ランプオクの8はトールの8なのかな?
最終レート11位。最高レート1743を叩き出したGuinness Bookさんのルナヘブン入りランプオク。こちらもブログで解説がありますので詳しく知りたい方はどうぞ。
ルナヘブン+太陽の加護+オクの守護を狙ったデッキ。ランプ白+ルナヘブンギミックというユニークなデッキです。
業火の崇拝者が天使を持っており、ルナヘブン・オシリスなどの強化対象。白のパラディンメタだけでおさまらない活躍をしてくれそうです。
最終レート4位のリップルさんのデッキを見ていきます。
でかいユニットが単発で出てくるランプオクに対して、キラスウィ、氾濫、魔女で除去を絶やさず息切れを狙っていけそう。特に加護+誇りで大きくなったパラディンを対処できるため白対面では魔女をマリガンでキープしていたのではと思います。
他のカードを見ると、2/1/3守護に生まれ変わった岩石の巨人が採用されています。ハーメルンとも相性がよく、緑や赤に強そう。ポセイドンまで採用されているため、サファイア緑デッキにも強そうですが、唯一の不利対面だそうです。ここまでしても有利取れないサファイア緑が恐るべし。
青ミラーでは、他の青も魔女を2枚採用していると読んでのアーケロン不採用が強かったんじゃないかと思います。このデッキだと打つ相手がいつまで経っても出てこないため、手札を圧迫して7CSのヴァリューを下げることにも繋がっていそうです。
ブロンズ杯・シルバー杯ともにトップを独走しているりっぷるさん。ゴールドランク戦でも高順位をキープ。
上位でデッキ公開している方を見つけられなかったですが、
赤アグロを使用してanonymousさんが7位にランクインしています。
赤は弱体化されてしまいましたが、環境に対応して魔炎を2枚採用していた方が多くいたように感じました。伏兵は調整されましたが、別カードに生まれ変わったような感じで、それはそれで強かったですね。
ミッドレンジ黒と言ってますが普通の黒デッキです。
黒の強みは対面の色によって柔軟にCSを変えれることです。相手からしたらどれを選んだかがわからないので、常に9CSを警戒しなきゃいけないので強いところ。
サファイア緑や、ランプ白のtier上位デッキに対してカードパワー不足が目立ちます。黒は現環境厳しいなんて意見もありました。
それでも環境に対応して黒は進化します。
最高レートが4位の飛鳥さんのデッキ
こちらもブログで解説されているので詳しいことは以下をチェックしてください。
サキュバス販促記事のように見えて、しっかりランク戦の環境考察まで書いてあります。(一歩出遅れたので、Tierランクもそちらを盛大に参考にしています。)
赤以外に不利対面がいないそうです。赤がナーフで数を減らしていたことも追い風かもしれません。サファイア緑に勝てるなんて流石です。
実は私も最終日黒で潜っていました。最終レートは24位でしたが他に公開されているデッキも見つからなかったので載せます。
私の場合はサファイア緑を捨てて、死霊の枠に6コストのバロンを搭載して3CS+バロンで赤に対してダメージレースで勝てるようにしていました。最終日まで来るとサファイア緑は高レートのため割り切り、自分よりも低レートの赤アグロを上手くいなせたのがよかったです。
このデッキで最終日夜に8連勝して30位到達しました。対面は白5赤2青1。
ここまで読んでくれた皆様に裏技をお教えしますが、白対面は4ターン目まで行動せず、グレンデルを置くことで勝てちゃいます。義賊団が当たる場所を作らないほうが良いという裏技。腐敗ドラコリッチが無いときは、スカイガルドを無理に突破せずに盤面を構築します。相手の処理が追い付かず9CSでゲームエンド。まあユキ来たら通じないんですがね。
サファイア緑一強の環境でありながら、母数の多いランプ白を中心にメタが回っていたように感じました。
その分ランプ白は勝ちづらい対面が増えていたようにも思います。
サファイア緑対面は割り切って、白に安定して勝てるデッキが上位に多いように感じました。
最強デッキをより高みへとアップグレードしたクリプトコアラさん。2連覇おめでとうございます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。書いてるほうも楽しいのでランク戦の度に環境考察していきたいなとおもいます。
そして今週末はレジェンドランク戦が行われます。
「猫魔導士ユキ」が発行されたことでさらに強くなったランプ白
ゴールド環境最強にシュモンというフィニッシャーを加えた前回覇者サファイア緑
その他のデッキの動向にも注目が集まります。まさかのダークホースが上がってくるかもしれません。
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