ALIS御朱印トピックの反響をALISファウンダーが語る

こすもす
2018/10/07 02:54

知っている方も多いと思いますが、面白い記事が出ました。
ALISファウンダーのお三方とマイクロソフトの方が、今後のALISの展望やマイクロソフト協業について語った記事の後編。

この中で、ALIS安さんと石井さんが御朱印トピックについても語っておられます。

ALIS運営さんならではの視点も知れて面白かったので、ここでも取り上げてみましょう！

御朱印カテゴリは予想外に順調

―実際トピック解放後、反響などは？

安：まさに以前みんなで話してて、すごく順調ですね。
特に「御朱印」のトピックなんていうのはかなり厳しいだろうなと考えていたのですが、検証のためなので記事も3件くらい上がったらいいかなと思っていたら、今とても多く記事が上がっていまして、社内で盛り上がりました。

石井：グルメと御朱印を解放した時に、もともと結構ブログの記事とか見ていると、そんなに積極的に活動するタイプではない方とかいらっしゃったのですが、ツイッター上でいろんな人にALISで記事を書きませんかという募集を入れてくれて。
御朱印業界の有名なブロガーさんとかからも、ALISのことよく書いてくれています。

安：でもやっぱりコミュニティと一緒に作っていくサービスですので、そこがまずマイナーなカテゴリー、まず御朱印って僕そんなの知らなくて、増えていくかなって思ってたら、国内のブログでまだオープンもしてないのに、今はもう80記事以上も書かれている。
結構な数じゃないですか。コミュニティ内でも結構盛り上がっていて御朱印手帳を作ってみんなで配ろうよとか、すごく盛り上がっています。

COIN POST 仮想通貨ALIS今後の展望　https://coinpost.jp/?p=48433

ALISの中でも御朱印トピックは地味なカテゴリで、投稿数が他のカテゴリに比べて少なく、過疎っているとかささやかれていますね。

でも、そうでもないんじゃないかなと思っていたら、ALISチームのみなさんも盛り上がっていると言われています。

御朱印記事は日々のニュースを追うトピックではないので、毎日どんどん記事が上がるものではありません。
でも、ALISが御朱印トピックを追加してから本日までの2ヶ月近くで、丸一日新規記事がない日は一日もありません。

毎日、御朱印領域で複数記事が更新されているサイトは、ネット全体を見ても他にはあまりないと思います（記事ではなくユーザーが御朱印写真のみをアップするサイトではあります）。

これも、御朱印ライターのみなさんの気配りのおかげですｗ

御朱印記事のストックとしての値打ち

御朱印トピックの多くの記事は、実際に寺社へ行ったレポートとして書かれており、解説もついていて読み応えがあります。

ブログの長所であるストックとして有意義なものが多く、寺社は長く存続するので、おそらく10年経っても役立つ記事が多いのではないでしょうか。

フロー記事も多いクリプトトピックと単に記事数を比べるのは、ツイッターとブログの投稿数を比べることのように、ちょっと違うと思うのです。

さて、御朱印トピックを他のALISトピックと比べるのではなく他の御朱印サイトと比較すると、早くもかなり充実した内容のサイトに成長しているように思います。
客観的に見ても、御朱印に興味のある方にはALIS御朱印トピックの記事は面白いのではないかなと感じています。

御朱印というマイナーなトピックをALISが選んだこと

ALIS御朱印トピックには、まだ御朱印界のインフルエンサーの方はライターとしてほとんど入ってこられていませんし、御朱印は海外でも人気になりつつあるので、海外展開まで考えるとまだまだ伸びしろがあるように思っています。

御朱印領域はアフィリエイトブログとして成立しにくい（アフィのアイテムが御朱印帳くらいで単価が安く数が出ない）ので個人の趣味程度のブログが多く、昨今の御朱印人気の割には巨大サイトが跋扈しておらず、ブルーオーシャンの感があります。
御朱印は日本独自のものなので、海外のサービスは手が出ないですし。

そのように考えると、御朱印というマイナーなトピックをALISが選んだことは、今のところ正解なのかなとも感じます。
というか、新興のプロジェクトがニッチな領域から攻めるというのは定番の戦略ですよね。

御朱印トピックが御朱印界隈で有名になることはALIS自体の実績と自信になり、この事例を今後の新トピックに拡大してゆけばよいので、ひとつのグロースハックになるようにも思います。
そういう視点からすると、御朱印トピックって検証の対象としても面白いなと感じています。