なかなか収束せず、猛威をふるうコロナ禍。
このコロナ禍での不安で心配な気持ちを少しでも和らげようと、新しいSNSがリリースされました。
それは「Feelyou」という名のSNS。
iPhoneとAndroidのスマホアプリです。
Feelyouは2020年7月に正式リリースなのでもうしばらく経っているのですが、僕が7月から使って心地よくて今まで継続しているので紹介させていただきます。
(本記事作成について、Feelyouから執筆依頼や利益供与は一切受けていません。あくまでも自分が参加していてお勧めしたいので記事を書きました。)
Feelyouは今の感情をつぶやいて気持ちを外へ出して、他のユーザーにも見てもらっていいねなどをもらうことで気持ちを落ち着かせ高めようとするSNS、だと感じています。
基本使用料は無料です。
Feelyouには、ツイッターのような炎上やもめごとはほとんどありません。
静かに気持ちを投稿し、静かにいいねをする。時にコメントも。
とてもシンプル。
今の気持ちを7段階から選び、それにつぶやきや写真を付けて投稿するのです。
投稿を重ねると選んだ7段階の気持ちはグラフ化されて、気持ちの変化を確認することができます。感情日記にもなるのです。
気持ちを気軽に投稿して、他の人に共感してもらったり他の人に共感したりして気持ちを安定させ、この辛いコロナ禍を穏やかに過ごしてゆこうとするSNSです。
まさに、今の時代にマッチしたSNSではないでしょうか。
では、実際にFeelyouはどんなアプリなのかを見てゆきます。
僕のスクリーンショットをもとに説明します。
これが僕のサイトの基本画面。
ポスト(投稿)などが一覧できます。
では、下にある「+」ボタンをタップしましょう。
そうすると新しい投稿ができます。
新しいポストをしようとすると、まずはその時の気分を7段階から選びます。風船をタップするだけです。
Feelyouではムードトラッキングを主軸に据えているのです。
アプリのデザイン、UXは洗練されていて、とても素敵です。
気分を選んで文字を投稿。写真も一枚貼れます。
文字なしで、選んだ気分だけでも投稿できます。
投稿すると、タイムラインに自分のポストが載ります。
「みんな」というのは、全世界の投稿が載るタイムラインです。日本語や英語など、世界中の投稿が一同に会します(言語別に選択も可能)。
投稿の下のハートマークと「Feelyou」というのは、いいねのこと。いいねやコメントが貰えます。
上右横の「FeelyouMore」というのは、自分がフォローしている人のタイムラインです。
投稿テーマ別の「コミュニティ」機能もあります。
僕も「Photo of the day 今日の一枚」という写真コミュニティを作らせていただいたら、参加者100名を超えました。
投稿したり、他の人の投稿にFeelyou(いいね)やコメントしたりすると、「この(自分の)村の木」が育ってゆきます。
活動記録になりますね。
でも、いまのところ木が増えたからといっても何も特典はありません。
「みんなで集めた木」が増えると、そのぶん実際に植樹するなど検討されているようです。
投稿時に選んだ気分をトラッキングする機能があるので、気分の浮き沈みがよくわかります。
その他、公式の解説は公式プレスを見てください。
◼️基本機能
・「いま」の自分の感情を投稿する
・自分の感情履歴がグラフで可視化される
・「Feelyou(分かるよ)」というリアクションで相手の感情に共感を示す
・世界中のユーザーの「いま」の感情の分布を可視化
・アプリ上での活動(投稿、リアクション、コメント)が実際の社会貢献活動にもつながっていく
以上の機能によって、居心地の良いSNSを目指しています。
(Feelyou 公式プレス)
たしかに、居心地の良いSNSになるようにいろいろ工夫されています。
Feelyouをひとことで表すと、7つから選択する感情と短文、時には一枚の写真を加えて綴る簡単な日記兼SNSでしょうか。
ユーザーの多くは、日常の感情を投稿しています。
仕事がしんどかったとか、食べ物が美味しかったとか、彼と会えなくて寂しいとか。
一見他愛もない投稿ですが、みんな同じような感情を抱いて生活を送っているんだな、となんだか和むのです。
自分もそんな投稿をすると、Feelyou(いいね)がいくつかもらえます。時にはコメントも。
でもタイムラインが荒れたりすることはほとんどなく、静かに感情を書いて静かな共感が得られるSNSです。
特にコロナ禍で気持ちが不安定な昨今、このようなちょっとしたことを書いたり、つぶやきを読んでいいねをすることによって、緩やかなつながりを感じることができてホッとするのです。
このSNSは刺激は少ないものの、そっと気持ちを下支えしてくれる。そんな使用感です。
そして、Feelyouの特徴の一つとしては、世界中の投稿がタイムラインで流れてくることなんです。
Feelyouは日本で開発されたアプリですが、世界へのプロモーションを頑張られたこともあって外国語の投稿も多いのです。英語やスペイン語、フランス語など。
そこで、言葉の壁を少しでも下げようとAI翻訳(DeepL)機能を付けられています。
これには大きな意味があると思います。
それは、自分のローカルで些細な気持ちが世界に広がるということ。
コロナ禍で直接の接触は大きく制限されているけれども、Feelyouではネットを通じて自分の日常が世界につながるんです。
実際に、自分の投稿に英語でのコメントが時々ついていたりします。
また逆に、外国語の投稿を翻訳機能を使いながら読んでいると、国が変わっても日常で思うことはそう変わらないんだなという共通点を感じて、ちょっと安心したりもします。
この感覚がポストコロナ時代の先駆けなの?、なんて大げさに思ったりもします。
国境を超えた人の往来が大きく制限されているコロナ禍で、電脳空間によって距離や言葉の壁を越えて共感する人々がつながってゆく。
そんなイメージが湧いたりします。
これからの時代、VRによって距離感が小さくなってゆきそうです。そして、DeepLのような秀逸な翻訳機能によって言葉の壁の高さも下がってゆく。
そうしたら、世界中で気の合った人とコミュニティが作れて、そこで今より充実した人生が過ごせる人が出てくるかも知れない。
そんな、来たるべき次の時代まで想像させられるSNSのように感じるのです。
ここで、Feelyouが生まれた背景を見てゆきましょう。
なかなか奥深くて興味深いです。
まずは公式プレスから。
◼️背景
コロナ禍によって、テレワーク疲れ、外出控えによる孤独、共感者の不在、SNS疲れなど、個人のメンタルヘルス不調の問題が浮き上がってきています。
また、組織を活性化し、イノベーションを誘発するためには、個々人がベストな感情のコンディションになることが重要です。
そんな人たちをWell-being(ウェルビーイング:身体的・精神的・社会的に健康な状態であること)に導くことを目指すのが『Feelyou』です。
『Feelyou』では、他者との関わり合いによって互いのメンタルヘルスを気軽にケアすることを目指します。
ポジティブな感情もネガティブな感情も含めた「いまの気持ち」を、誰にもジャッジされずに「気軽に」吐き出せる場を提供いたします。
感情記録機能と互いの共感により自身の精神状態を整え、適切なアクションをとれるようにお互いが助け合うプラットフォームを目指しています
なるほど、なるほど。
では、もう少し深く掘り下げます。
Feelyouは一体誰がどのような思いで作ったのでしょう?
Feelyouを作られたのは、小林慎和(Nori)さん率いるbajjiという会社です。
ん?小林慎和さん?
この名前を聞いてピンときた方は仮想通貨オタク、いや暗号資産業界関係者でしょうか。
はい、小林さんは日本における仮想通貨の先駆けのひとつ「c0ban」(コバン)を作った方ですね。
国内でICOをされていますから、ここALISの先輩とも言えると思います。
c0banはその後2019年にオウケイウェイヴ社に事実上買収されて、それに伴い小林さんは運営から身を引かれました。
そして小林さんは新しい会社を作り、bajjiというビジネスパートナーとの出会いを促すSNSを作られたのです。
しかし、新型コロナウイルス流行のためこのビジネスでの出会いを目的にしたSNSは窮地に。
そこで事業のピボットを検討し、コロナ禍で必要なサービスは何かと考え生み出されたのがFeelyouとのことです。
この辺の経緯は、小林さんがブログ記事を書かれています。
なるほど、コロナ禍が産み落としたアプリがFeelyouなのですね。
このように、とても時代にマッチしたアプリだなぁと思っていたら、先日Google Play ベスト オブ 2020の隠れた名作部門大賞を受賞されました。
すごい…。
さらには、FUNDDINOにて株式投資型クラウドファンディングとして新株予約権への投資を募集されました。
広く一般からも資金調達をして、世界に羽ばたき大きく成長させようという戦略のようです。すごいですね。
(本記事でこのクラウドファンディングを取り上げることについても筆者はアフィリエイトなどでの利益供与は一切受けておらず、本記事は勧誘を意図するものではありません。)
Feelyouは機能改善アップデートも頻回にされており、アンケートなどでユーザーの意見も積極的に聞いてそれを開発に反映させて、積極的にサービスを改善してゆこうという前向きな姿勢が見て取れます。
さて、Feelyouをしていていつも思う要望が一つあります。
僕はここALISをずっとやっていることからわかるようにトークンエコノミー脳なので、このFeelyouにもトークンを導入したらいいのになと思わずにはいられないのです。
例えば、
・獲得したツリー1本=1tree tokenとする。
・0.1 tokenきざみで他の人の投稿に投げ銭できる。
・リアルな植樹の費用をトークンで寄付できる。
・Feelyouのノベルティグッズ(Tシャツやマグカップなど)を作って、トークンで買えるようにする。
・プレミアム機能をトークン経由で購入してもらう。
・協賛企業に日本円を出してもらってトークンの裏付けとする。
特に投げ銭機能は欲しいなー。
いい投稿があったときにはFeelyou(いいね)するんだけど、それだけでは物足らない時があります。かと言って、ここは静かなSNSなのでコメントはつい控えてしまう。
だからいいねよりもう少し共感する意味での投げ銭があったらいいなといつも思っています。
それ以外でもトークンエコノミーはこのようなSNSと相性がよさそうで、盛り上がりに寄与しそうです。
まあ僕がこんなことを書かなくても、僕よりはるかにトークンエコノミー脳と思われる小林さん(Noriさん)にトークンエコノミー導入のアイデアがないはずないのでw、ぜひ実装してほしいところです。
それでは、少しでもFeelyouに興味を持たれたら試しに参加してみてください。
Feelyouは基本利用料無料です。無料プランでもほとんどの機能は使えます。
Feelyouプレミアムにすると、気持ちの分析機能などがグレードアップします。
プレミアムの価格は月額480円ですが、年額なら1,950円とかなり割り引かれます。
Feelyouへの参加は下のリンクからどうぞ。
Feelyou いまの感情をポストする ウェルビーイングが高まる 居心地の良いSNS
リンク先から「to Home」ボタンを押して進んで、App StoreかGoogle Playからアプリを落としてください。
なお、上のリンクでは一応僕からの招待という形での参加になりますが、アフィリエイトではなく僕が儲かることはありません。
そして、参加されたら僕を探してみてください。
こすもすのユーザーID: o5esz
設定→友達検索でユーザーIDを入れると出てきます。
よければフォロー(Feelyou Moreと言います)もして下さいませ。
では皆さま、Feelyouを味方にこのコロナ禍を乗り切りましょうー!?
本記事作成について、Feelyouから執筆依頼や利益供与は一切受けていません。
あくまでも自分が参加していてお勧めしたいので記事を書きました。
よろしければ他の記事もご覧くださいね。
CosmosのALIS記事
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