メモ代わりに残しておきたい。
詳細解説するつもりはない。
状況と打たれている施策を理解しているという前提で、簡単に解説だけ付け加える。
ほとんどをツイートで済ませているので添付する。
それぞれ長めのツリーになってるので興味ある方は見てください。
また、MakerDAO Vaultsシステムに於いて、
MKRとDAIの価格的関連性や、システムの健全性は必ずしも一致しない。
もっと言えば、MKRだけが全てのリスクを引き受けていると言える。
まず第一に、木曜日の夜まで(19日19:25日本時間)に、MKR価格が200$を切ってくることがトリガーとなる。
これで、初めの三日間のオークションが失敗に終わる可能性が高まる。
おそらく、相場介入がない限りは200$を切ることは必然だと言える。
その後三日間毎に、20%増量のMKR入札が可能になる。
それぞれ開始後6時間以内に入札されない場合は不成立、三日後に再設定される最低入札は50000DAIに対して、250MKR(200$)⇒300MKR(166$)⇒360MKR(138.88$)⇒432MKR(115.74$)⇒500MKR(100$)←談合入札最低保証価格となる。
19日⇒22日⇒25日⇒28日がそれぞれリミットになる。(19:25スタート、日本時間)
どこで、抜け駆けが発生するかが次のポイントになる。
必ず抜け駆けは発生するから最低価格の100$までは行かない。
となると、28日の115$あたりは下限ポイントになりそうな?
この日に115.74~130$あたりで完売するかなと想定している。
しかしこれは良い方のパターン。
株式で言うと増資にあたる行為だけど、積まれるのは資本ではなく保険金という位置づけになるもの。
つまり資産ではない。MKRは。
市場が合理的であれば、それらは売り圧と見ることができて、100$を切るくらいの流れになりえるのは想定できる。
しかし、市場は決して合理的でも正しくもない。
なので、なんとなく130~150$前後で一旦うろうろするのかとw
MakerDAO側からの口先介入(Hype)もあるだろうしね。
このあたりの価格なら、オークンション入札者も利益をもって撤退できる。
私は100$付近までいったら投機的に参入しようと思っている。
とにかく19日の一回目のオークションが流れることが全てのトリガー。
なぜ半端なところで止まらないかは、仕切り直しに3日の猶予があることで市場が再調整にはいるから。これは仇となってしまった設定だね。
明らかにオークション入札者に一方的な利益を提供するインセンティブが誰にもない。
だから、最後の談合価格100$を目指すことになるのは必然。
ちなみにこの想定で、4万MKRが増刷されることになる。
初期発行100万MKR(今総量985874MKR、Burn進んでるので。)に対して約4%
この記事で書いた、「流動性の50倍法則」に則ると、
1/2~1/10の価格に成り得ることが想定できると思う。
MKRに対してはここまで。
次にDAI
これに尽きる。
キーは、発行上限となる。キャップに当たっちゃうとそれを突き抜けて上昇することになる。
たぶん、そうなる前にキャップは引き上げられると思う。
現時点で40億円分ほどの余裕がある。
少ないっぽいけどw
まぁDAIの規模感と調整の早さからすればキャップを打って上向きに暴発することはないと言えると思う。
↑こういう行動がほぼノーリスクでできるということ。
とにかくDAIが1.15$以上なら、バンバン印刷できるだけやって、市場に流し続けるインセンティブがあるということ。
踏み倒しても損しないからね。(清算ペナルティも許容できるし、システムにも悪影響はないし、キーパーも正しく儲かる。)
ただ損する人は、DAIを既に手元に持っていないVaultsユーザー。と、レンディングプラットフォームで借りている人。
返済が難しくなるし、高くつくことになる。
これは、DAIの設計バランス自体が、下圧を徹底的に弱くする設計だから。
上に跳ねる分には収拾する方法が柔軟に展開できるけど、下に乖離しすぎると復活できなくて死んでしまう可能性が出てしまうから。この設計は正しい。
まぁ、高値掴みや借金の増量という、ユーザー自身でのリスクコントロールに委ねられるということですね。それも正しいと思う。
システムが倒れないことが何よりも大切と。
私はDAIが安定して1.15$以上になったら、動こうと思う。
なぜそこまで需要がひっ迫するかというと、MKRのオークションがあるからよ。
こういうことね。
木曜日までの動向はとても注視しがいがありそうですね☆
面白いと思います☆
長くなったのでこのへんで。
読んでくれてありがとうございます☆