レッシグの4分類「法、規範、市場、アーキテクチャ」を知り、意識しだしてから、人間社会の秩序というものの見え方が変わってきた。
DeFi界隈でよく言われる、集権とか分権とか、
法と規範をごちゃまぜにして、そもそもほとんどの場合、声のでかいだけの薄っぺらな発言が目立つ気がする。
権力の集中を必要としないで、市場とアーキテクチャが自律し永続しえるというのが、パブリックブロックチェーン&スマートコントラクトの美しさだと思う。
法は、司法と立法を支え
規範は、行政を支えるのか?
法は、権力
規範は、リーダーシップ
規範による政治や規律、秩序の維持が、人間の進化した概念だと感じる。
分権化、権力の分散化、非中央化という世界のトレンドは、
規範による人類の結束を意味しているのかもしれない。
国連憲章や世界人権宣言って、素晴らしいと思う。
「リーダーシップ」はキーワードになる。
権力を集中させない、分散させることと同列で、
リーダーシップはその強さを求められるようになるのだと思う。
形を変えた集権?
いや、違う。
それは柔軟さを持ち、変化が容易で、強制が無く、自由を奪わない。
(リーダーシップの悪用の究極の形は、"洗脳"だけどね。。。
これはまた別のお話。)
「世界は、権力を手放し、
リーダーシップによる牽引を求めているように感じる。」
「世界は、法を手放し、
規範にる牽引を求めているように感じる。」