(情報公開方針などの事情に変化がありまして、今後しばらくは私なりのポエム(空想)を綴っていこうと思います。)
DeGovプロトコルは、「お金と政治」を究極に民主化(さらに権力の分散化)するツールとしての提案です。
お金の民主化。
これ、Bitcoinの命題ですね。
DeGovプロトコルでは、統治される集合体内での経済圏で成立する"独自の通貨"を存在させ、徴税を軸とした経済循環を制御します。
通貨発行のプロトコルやモデル自体はまだ練り上げ中です。
お金がDX(デジタルトランスフォーメーション、デジタル化)される流れは、一般的になりつつあります。
同時に金融機能のDXも進んでいるでしょう。
DXの次に来るのは、DAOX(ダオックス、分散自律組織化)です。
パーミッションレス(≒不特定多数の参加資格の必要ない自由参加のネットワーク)なパブリックブロックチェーン(=BitcoinやEthereum)によって、
Bitcoinではお金の流通管理がクラウド化されつつあり、
Ethereumでは金融機能等がクラウド化されつつあります。
つまり、特定の管理権限者不在で、不正も誤作動もなく動くプログラムによって運営出来てきているということです。
(実際にはまだまだ理想からほど遠く、完成もまだまだで、開発者を中心とする管理権限によってイレギュラーな動作から守られている面も多々あります。)
さて、お金がクラウド管理されることは少しづつ理解できるとして、
金融機能がクラウド化されるとは、どういったことでしょうか?
銀行や証券会社、あらゆる金融機関は、その機能がパブリッククラウドで再現され、機関としての存在や、人的管理要件が不要になり得るということです。
DeGovプロトコルによって、独自通貨を生み、クラウド化された通貨管理の後、金融機能の大部分がクラウド化された未来であれば、銀行とか金融機関とかその多くが不要やん?ってことになる。
この移行期って、いろいろ想定しておく必要あるよねって思った。
雇用や経済構造の変化、職業の変化とか。
銀行員の代わりに、どういった職業が生まれるだろう?
証券マンの代わりに、どういった役割が必要になるだろう?
とても広範で多岐に亘る見解が必要に思う。
一つは前回書いた「提案士」っていうのは、DeGovならではの職業だと思う。
そうして、人間の役割が変わっていって、経済や政治や世界の構造が変化していくんだなぁと。
機械化やロボット化とかオートメーション化、電子化によって、人間の役割は変わっていったでしょ?
人間がやっていた仕事が必要なくなるようなことも多くあったと思う。
技術進歩は、そうして人間の役割を変化させてきたのだと思うし、これからもそうだと思う。
そこに、大きな変化のきっかけとして、
BitcoinやEthereumや、DeFiやDeGovがあるのだと思う。
ものすごく大きな変化の真っただ中に私たちは存在しているのだと思うと、ワクワクするよね☆
そんな空想でした。