この夏、クリプト史上最大になるであろうネットワーク分岐複製イベントが起こるはず。
準備はいいかい?
クリプトでは極めて希少な、"きちんとわかっている系"のメディア
この記事にほぼ最新の状況と、いったい何が起こり得るのか?まできちんと書かれている。
私の考えも書いておこうか。
イーサリアムマイナーも史上最大のハッシュレート(≒ブロック生成nonce捜索演算力)を更新し続けているわけで、
そんな状態で、「PoSになったからもうあんたら不要だよ、バイバーイ」ってなるわけない。
当然PoS Ethereumは未来の主流として進むけど、PoW Ethereumも生き残る前提であることは暗黙の了解である。
https://etherscan.io/chart/hashrate
長い目で見たらこれらマイナーのGPU演算力は他のPoWネットワークに移動する可能性があるけど、その考察は別の機会に譲ろう。
きっとマイナー連合陣からそういった話が漏れ聞こえてくるようになるだろう。当事者が居るのだからその方達からの情報を得る方が堅いと言えるだろう。
さて本題、
Dapp陣(DappTokenも。)は、どちらかを"主"に選択する必要があるかもしれないし、もしかしたら双方を自立させる選択をするかもしれない。これはもうコミュニティや開発チームの意向や考え方が影響するだろう。
どちらにしても、PoW Ethereum(入力面倒なのでPWEとする。)とPoS Ethereum(同PSE)間のブリッジないしDEXは動くだろうし、CEXだって対応することになると思う。
つまり、ユーザーとしては取りっ逸れは無いと言える。
問題は、L2及びサイドチェーンに出張中のものだ。
これは各ネットワークが独立したDappと見ることもできる(この場合理論上はPWEにもPSEにも帰ることができる。)のだけど、そうはならないと想定している。
きっと、対応の遅れや混乱、等からPWEかPSEどちらか片方にしか帰れないか、もっと警戒すべきはリプレイアタック(=署名の二重使用)による片方寄せ攻撃。これによって本来L1に帰って来れるはずのトークンが帰ることができなくなる可能性がある、というかたぶんなるよね。早い者勝ちになる。
だって、PWEとPSE分岐なんて非公式(公式にはPSE一本が正当だもの。)すぎて、リプレイアタック防止の仕様を入れないかもしれないから。
(このあたりは18年代のBTCフォーク合戦の"リプレイプロテクション"の話を理解していれば話が早い。ちなみにETHとETCが分岐した時は、一部のCEXはリプレイアタックを食らって片寄吸収されたのは有名な話。これによってリプレイアタック(署名の二重使用)が既知の攻撃手法となった。)
さておき、もしかしたらリプレイプロテクションされての分岐になるのかもしれない。その場合は、L2及びサイドチェーンの対応待ちによって、PWE,PSE両方共L1復旧が可能になるのだろう。
しかし、これらはCEXがそれに対応することとやることは似ていて、状況によっては時間を要したり不利(機会損失等)な状態になり得たりすると思う。
なので、マージ前にはL1に帰ってきておいた方がいいのでは?と、個人的には思うし、私はそうする。
何にせよ、このクリプト史上最大の儲かりイベント、知らなかったで済ますにはもったいないよ?
そこらのオレオレ弱小ネットワークとはわけが違うよ?
最大のパブリックネットワークで、後にも先にもきっとこの一回きりの特別なイベントです。
全力乗りするしかないっしょ。
これを起点にEthereumは、一つステージを上げるのだと思う。
あ、あとね、PSEが主流になるのは間違いないし、ETHの新規発行ペースはPSEはデフレ化するからね?(インフレ率の考察は上記Trustnodeの記事にも書かれている。)
時価総額が同評価としてもPWEとPSEでは、PSE ETHの方が高価になるのも間違いない。
どういった振る舞いで自己の持つ価値の最大化を図るかは、腕の見せ所だろうし、考える価値のあることだと思う。
テストネットや調整が遅れることはお決まりだと思うけど、遅くとも今年中には起こるであろうイベント。
L2とかサイドチェーンとか、確かに楽しいけど、今年はちょいとL1に集中して乗り込んでおいた方がいいのでは?と思う。
PSEになったら、ついにL1スケーリングの要であるシャーディングも見えてくる。
DeFiGeek Communityってのをやってるんだ、皆遊びに来てよ☆
2022,03,04 ひよこ🐣